偏差値20上げるのは可能?実例3人の方法と期間を解説
偏差値を20上げることは、正しい計画と十分な期間があれば現実的に達成できます。実際に竹内個別では、偏差値40台からスタートして60以上に到達した生徒が複数います。この記事では、そのうちの3名の実データをもとに、偏差値20アップに必要な期間・方法・心構えを具体的に解説します。
「偏差値40台の自分が本当に60を超えられるのか」と不安に感じている方もいるでしょう。結論からお伝えすると、偏差値20上げるのは不可能ではありません。ただし、自己流の勉強では難しいのも事実。計画の立て方と優先順位の付け方が、達成できるかどうかの分かれ目になります。
この記事でわかること
- 偏差値20上げるのが現実的に可能な理由
- 実際に偏差値20以上上げた3名のストーリーと共通点
- 半年から1年で偏差値20上げるロードマップ
- 偏差値40台から60を目指す3ステップカリキュラム
- 偏差値20上げるために「捨てるべきもの」
偏差値20上げるのは現実的か?
結論として、偏差値20上げることは可能です。ただし「やみくもに勉強時間を増やせば達成できる」というものではありません。
偏差値は集団内での相対的な位置を表す数値であり、偏差値40は下位約16%、偏差値60は上位約16%にあたります。つまり偏差値20上げるとは、集団の中での順位を大幅に引き上げるということ。これは、基礎の抜けを埋めながら応用力も身につける必要があるため、相応の期間と計画が求められます。
では、なぜ「可能」と言い切れるのか。それは、偏差値40台の段階では基礎に大きな穴があるケースがほとんどだからです。基礎の穴を正しい順序で埋めるだけで、偏差値は驚くほど伸びます。これは、土台がぐらぐらの家を建て直すようなもの。土台さえ整えば、その上に積み上げる応用力もしっかり定着するのです。
ポイントは3つあります。
- 現状の弱点を正確に把握すること
- 正しい順番で基礎から積み上げること
- 最短ルートを逆算した計画を立てること
逆に言えば、これらが欠けた状態で1日10時間勉強しても、偏差値20上げるのは困難です。
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実際に偏差値20以上上げた3人のストーリー

「偏差値20上げるなんて本当にできるのか」という疑問に対して、もっとも説得力のある答えは実例でしょう。ここでは、竹内個別から偏差値20以上の上昇を達成した3名を紹介します。
おんかさん:偏差値40から65(+25)で医学科合格
偏差値40から医学科に合格したおんかさんは、高3のゴールデンウィークまで部活に全力を注いでいた生徒です。部活引退後の偏差値は40。そこから約10ヶ月で偏差値65まで引き上げ、医学科に合格しました。
おんかさんの転機は「自分で計画を立てるのをやめた」こと。やるべき勉強だけに集中できる環境を整えたことで、限られた時間を最大限に活用できたといいます。
めいさん:英語36から60(+24)、数学42から62(+20)で岐阜大合格
英語偏差値36から岐阜大学に合格しためいさんは、1日12時間の自己流勉強を続けていたものの、成績が伸びなかった生徒です。英語の偏差値は36、数学は42。勉強量は十分なのに結果が出ないという、もっとも苦しいパターンでした。
計画管理を専門家に任せたことで、勉強の方向性が定まりました。最終的に英語は60、数学は62まで到達し、岐阜大学に合格しています。
ともきさん:偏差値40以下から60超え(+20以上)赤点常連からの逆転
赤点常連から偏差値60超えを達成したともきさんは、定期テストで赤点を取ることが珍しくなかった生徒です。偏差値は40を下回る状態。ここから偏差値60を超えるまで成績を引き上げました。
ともきさんの場合、オーダーメイドの学習計画が転機になりました。「何を、いつまでに、どの順番でやるか」が明確になったことで、迷いなく勉強に集中できるようになったのです。
3人に共通する3つのポイント
これら3名のストーリーには、明確な共通点があります。
- 計画をプロに任せて、やるべき勉強だけに集中した
- 「あれもこれも」を辞めて、優先順位を絞った
- 3ステップカリキュラム(橋渡し→合格問題集→過去問)に沿って学習した
特に重要なのは1つ目。偏差値40台の段階では、「何をやればいいかわからない」という悩み自体が最大の障壁になります。この判断をプロに委ね、自分は「実行」に全エネルギーを注ぐ。この分業が、短期間での大幅な偏差値上昇を可能にしています。
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偏差値20上げるために必要な期間

偏差値20上げるには、どれくらいの期間が必要なのか。結論として、半年から1年が現実的な目安になります。
半年で達成するケース
半年で偏差値20を上げるには、以下の条件が揃う必要があります。
- 1日4時間以上の学習時間を確保できる
- 基礎の穴が特定の科目・分野に集中している
- 計画管理をプロに任せ、迷いなく実行できる環境がある
おんかさんのケースがこれに該当します。高3の5月から本格始動し、翌年2月の入試まで約10ヶ月。実質的には夏以降の半年間で偏差値を25ポイント引き上げました。
1年で達成するケース
高2の冬や高3の春から始めるパターンでは、1年をかけてじっくり積み上げるロードマップが有効です。
- 前半6ヶ月(橋渡し期間):基礎固め。教科書レベルの問題集で全分野の穴を埋める
- 後半前期3ヶ月(合格問題集期間):入試レベルの問題集を繰り返す
- 後半後期3ヶ月(過去問期間):志望校の過去問で実戦力を磨く
このスケジュールは3ステップカリキュラムに対応しており、竹内個別で偏差値20以上上げた生徒全員が通ったルートでもあります。
「1ヶ月で偏差値20上げる」は現実的か?
結論として、1ヶ月で偏差値20上げるのはきわめて困難です。偏差値は模試ごとの母集団によって変動するため、1回の模試で偏差値が大きく動くことはあります。しかし、それは実力が上がったのではなく、たまたま得意分野が出題されただけというケースがほとんど。
再現性のある偏差値上昇には、基礎の定着と演習の蓄積が不可欠であり、それには最低でも3ヶ月以上の期間を見込む必要があります。
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偏差値40台から60を目指す具体的な3ステップ
偏差値40台から60以上を目指すなら、やるべきことは明確です。竹内個別では「3ステップカリキュラム」と呼ばれる学習ルートを採用しています。
ステップ1:橋渡し問題集で基礎の穴を埋める
偏差値40台の段階では、教科書レベルの基礎に穴があるケースがほとんど。まずはこの穴を埋めることが最優先です。
具体的には、各科目の基礎レベル問題集を1冊ずつ、完璧になるまで繰り返します。「わかる」ではなく「解ける」状態を目指すのがポイント。解説を読んで理解した気になるだけでは不十分で、何も見ずに手が動く状態まで仕上げる必要があります。
この段階で焦って応用問題に手を出すのは逆効果。基礎がぐらぐらのまま応用に進んでも、砂の上に城を建てるようなもので、すぐに崩れてしまいます。
ステップ2:合格問題集で入試レベルに引き上げる
基礎が固まったら、入試レベルの問題集に進みます。この段階では「知っている」を「使える」に変えることが目標です。
ステップ1で身につけた基礎知識を、入試で問われる形式で運用する練習を重ねます。間違えた問題は必ず原因を分析し、基礎に戻るべきなのか、解法パターンの理解が足りないのかを切り分けることが大切です。
ステップ3:過去問で志望校対策を仕上げる
最後に志望校の過去問に取り組みます。ここでのポイントは「解きっぱなしにしない」こと。
過去問は単なる力試しではなく、志望校の出題傾向を把握し、自分の弱点を最終チェックするためのツール。1年分解いたら必ず分析し、足りない部分をステップ2の問題集に戻って補強します。この「過去問→弱点発見→補強→過去問」のサイクルを繰り返すことで、合格に必要な実力が完成するのです。
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偏差値20上げるために捨てるべきもの

偏差値を20上げた3名全員に共通していたのが、「あれもこれもを辞めた」という点。偏差値を大幅に上げるためには、何をやるかと同じくらい「何をやらないか」が重要になります。
捨てるべきもの1:自己流の計画
偏差値40台の状態で、自分だけで最適な勉強計画を立てるのはきわめて難しいといえます。何が足りていて何が足りないのか、正確に判断するには客観的な視点が必要だからです。
めいさんは1日12時間勉強しても伸びなかった経験を持っています。努力量の問題ではなく、方向性の問題だったのです。計画をプロに任せてからは、同じ勉強時間でも成果が劇的に変わりました。
捨てるべきもの2:複数の問題集を同時並行
「あの問題集もこの問題集も」と手を広げるのは、偏差値が伸び悩む典型的なパターン。1冊を完璧に仕上げてから次に進む方が、知識の定着率ははるかに高くなります。
ともきさんも、オーダーメイドの計画で「今やるべき1冊」が明確になったことが転機でした。選択と集中が、偏差値20上昇の土台を作ったのです。
捨てるべきもの3:結果が出ないことへの焦り
偏差値が低い段階からスタートすると、最初の1から2ヶ月は目に見える成果が出にくい時期があります。基礎の穴を埋めている段階では、模試の偏差値に変化が表れにくいためです。
しかし、基礎が固まった瞬間に偏差値が一気に跳ね上がるのが、偏差値40台スタートの特徴。おんかさんも、最初の数ヶ月は地道な基礎固めに徹し、後半に急激な伸びを見せています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 偏差値20上げるには何時間勉強すればいいですか?
1日の勉強時間よりも「正しい方向性で勉強しているか」の方が重要です。目安としては、半年で達成する場合は1日4時間以上、1年をかける場合は1日2から3時間が最低ライン。ただし、偏差値40台からのスタートでは基礎の穴埋めが中心になるため、闇雲に長時間勉強するよりも、弱点を狙い撃ちにした集中学習の方が効率的です。
Q2. 偏差値40台からでも国公立大学に合格できますか?
できます。竹内個別では、偏差値40台からスタートして岐阜大学に合格しためいさん、医学科に合格したおんかさんなど、国公立大学合格の実例があります。ポイントは「自分のレベルに合った問題集から始めること」と「計画を逆算して立てること」の2つ。偏差値40台は伸びしろが大きい段階でもあるため、正しいアプローチさえ取れば国公立は十分に射程圏内です。
Q3. 独学で偏差値20上げることは可能ですか?
不可能ではありませんが、難易度は大幅に上がります。偏差値40台の段階では「何がわかっていないかがわからない」状態であるケースが多く、自分だけで弱点を正確に特定し、最適な学習順序を組み立てるのは困難です。竹内個別で偏差値20以上上げた3名全員が「計画をプロに任せた」という共通点を持っていることからも、専門家のサポートを活用する方が達成確率は高いといえます。
Q4. 文系と理系で偏差値の上げやすさに違いはありますか?
科目によって伸びるスピードは異なります。英語や数学のように積み上げ型の科目は、基礎の穴を埋めた後に一気に伸びる傾向があります。一方、社会科目のように暗記比率が高い科目は、短期間でも比較的上がりやすいのが特徴。文系・理系という括りよりも、「今の自分にとって伸びしろが大きい科目はどれか」を見極めることが大切です。
Q5. 高3の夏からでも偏差値20上げられますか?
不可能ではありませんが、条件が限られます。高3の夏からだと入試まで約半年。おんかさんは高3のGWから約10ヶ月で偏差値25アップを達成していますが、1日の勉強時間をしっかり確保し、計画管理のサポートを受けていたからこそ実現できたケース。夏からのスタートでは、自己流での挑戦はリスクが高く、専門家と一緒に戦略を立てることを強くおすすめします。
Q6. 偏差値20上げるのに塾や予備校は必要ですか?
塾が「講義を聞く場所」であれば、偏差値20アップには直結しにくいでしょう。重要なのは「計画管理」と「弱点の特定」であり、これらを提供してくれる環境があるかどうかがカギ。竹内個別のような学習管理型の塾では、生徒一人ひとりの現状を分析し、やるべき勉強を明確にする仕組みがあります。自分に合った形のサポートを選ぶことが、偏差値20上昇への近道です。
Q7. 偏差値20上げた後、さらに上を目指すにはどうすればいいですか?
偏差値60を超えた後は、伸びのスピードが緩やかになる傾向があります。60台前半までは基礎の穴埋めで到達できますが、それ以上を目指すには応用問題への対応力や、時間配分の最適化といった実戦スキルが求められます。過去問演習を中心に、志望校の出題パターンに特化した対策に切り替えるのが効果的です。
まとめ
偏差値を20上げることは、正しい計画と十分な期間があれば達成可能です。
竹内個別で偏差値20以上上げた3名の共通点を振り返ると、次の3つに集約されます。
- 計画をプロに任せ、やるべき勉強だけに集中した
- あれもこれもを辞め、優先順位を徹底的に絞った
- 3ステップカリキュラム(橋渡し→合格問題集→過去問)に沿って学習を進めた
偏差値40台は「伸びしろが大きい段階」でもあります。今の偏差値が低いことは、半年後・1年後に大きく飛躍するための出発点に過ぎません。
「自分にもできるだろうか」と迷っているなら、まずは現状分析から始めてみてください。やるべきことが明確になるだけで、勉強への向き合い方は変わります。
実際に偏差値20以上上げた先輩たちのストーリーは、対談まとめページでも詳しく紹介しています。
著者:尾崎侑絃(岐阜大学医学部卒・医師)
監修:竹内壮志(名古屋大学工学部卒)

