香川大学医学部の配点と対策|共テで数学と英語が半分になる

香川大学医学部医学科の入試で最も特徴的なのは、共通テストの傾斜配点です。数学は①②合わせて200点が100点に、外国語も200点が100点に圧縮される一方、国語は200点のまま等倍で扱われます。共通テスト720点のうち国語が200点を占める計算で、比率にすると27.8%。一般的なイメージだと医学部は数学と英語が中心に見えますが、香川大学の場合はその2科目の重みが意図的に下げられています。

この配点が意味するところは明確です。その年の共通テストで数学や英語を失敗した受験生にとって、香川大学はダメージが小さく出る大学になります。逆に言えば、国語をはじめとする文系科目をきちんと取り切れるかどうかが合否に効いてくるということ。竹内個別ではこの構造を、志望校を検討する段階から意識するようお伝えしています。偏差値表を眺めていても、この情報は出てきません。

この記事では大学公式の入学者選抜要項から配点を整理したうえで、竹内個別が実際の指導で使っている「この配点なら何を優先するか」までお伝えします。竹内個別は大学受験全般に対応する個別指導塾で、医学部や国公立を目指す生徒の学習計画をオーダーメイドで組んでいます。配点から逆算して年間計画を作るところが出発点になります。偏差値や倍率といった外から見える数字ではなく、大学が公表している配点そのものを起点にするという考え方です。同じ「国公立医学部志望」でも、志望校の配点が変われば1日の勉強の中身は変わってきます。

この記事でわかること

  • 香川大学医学部の共通テスト・二次試験の科目別配点(大学公式)
  • 数学と英語が半分に圧縮される配点が持つ意味
  • 国語が「努力の報われる科目」になる理由
  • 理科が全体の28.2%を占める配点と、先取り学習の必要性
  • 2段階選抜4倍という数字をどう受け取るか

配点から必要な得点は見えても、そこに届くまでに何をどの順で何時間やるかは別の話です。参考書ごとの所要時間と目標正答率まで入ったロードマップを無料でお配りしています。

香川大学医学部の配点【大学公式】

共通テスト720点の配点

まず配点を確認します。以下は香川大学が公表している入学者選抜要項に基づく数字です(出典:香川大学「2027年度入学者選抜要項 Ⅲ一般選抜(前期日程・後期日程)」)。医学部医学科は前期日程のみの募集で、後期日程は実施されていません。共通テストは6教科8科目が必要です。まず共通テスト720点の内訳から見ていきます。

科目配点素点傾斜
国語200200等倍
地歴・公民(1科目)100100等倍
数学①(数Ⅰ・数A)50100半分に圧縮
数学②(数Ⅱ・数B・数C)50100半分に圧縮
理科(2科目)100+100200等倍
外国語(リーディング80+リスニング20)100200半分に圧縮
情報Ⅰ201005分の1に圧縮

続いて二次試験は700点です。内訳は数学200点・理科(2科目)200点・外国語200点・面接100点となっています。総合すると1,420点満点で、共通テストと二次がほぼ1:1という設計です。外国語のリスニングは共通テストで必ず受験する必要があり、リーディング80点:リスニング20点という配分になっている点も押さえておいてください。リスニングを捨ててよいわけではありませんが、比率としては4:1です。

科目ごとに合算するとこうなります

科目別に合算すると理科が最大

共通テストと二次を合わせて科目別に集計すると、香川大学が何を重視しているかがはっきり見えてきます。単独の試験だけを見ていると気づきにくい構造なので、必ず合算して確認してください。志望校を比較する際も、この形に直してから並べると判断しやすくなります。大学が公表しているのは共テと二次それぞれの配点なので、合算した表は自分で作る必要があります。手間はかかりますが、候補校を3〜4校まで絞った段階で一度やっておくと、その後の学習配分がぶれなくなるはずです。

科目合計配点全体比
理科40028.2%
数学30021.1%
外国語30021.1%
国語20014.1%
面接1007.0%
地歴・公民1007.0%
情報Ⅰ201.4%

理科が単独で28.2%と最大になりました。数学と外国語がそれぞれ21.1%で並び、国語が14.1%。医学部というと数学と英語が受験の中心に見えますが、香川大学ではむしろ理科の比重が最も高くなります。この事実は対策の優先順位に直結するので、後ほど詳しく説明します。配点を知らずに一般論で勉強を進めると、投下する時間の配分がずれてしまうということですね。

数学と英語が半分になる配点をどう読むか

共通テストで数学と外国語が半分に圧縮されるというのは、他の大学と比べても目立つ特徴です。竹内個別はこの配点を次のように見ています。その年の共通テストで数学を失敗した受験生、英語を失敗した受験生が回ってきやすい大学になる、という見立てです。共通テストは年によって難易度が動きますし、当日の出来にも波がありますよね。数学で思うように取れなかったとき、素点200点がそのまま反映される大学と100点に圧縮される大学とでは、受けるダメージがまったく違ってきます。

これはあくまで配点構造からの見立てであって、実際の志願動向を保証するものではありません。ただし出願先を検討する段階で、自分の共通テストの結果と大学の傾斜配点を照合するという発想は持っておいてほしいところです。竹内個別が「出願校は共通テストの結果が出てから決める」という方針を採っているのも、こうした照合を結果が出てから行うためです。先に1校へ絞ってしまうと、この調整ができなくなります。

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圧縮される分、国語の比重が上がります

数学と英語が半分になるということは、相対的に他の科目の比重が上がるということでもあります。共通テスト720点のうち国語が200点で27.8%。地歴・公民の100点と合わせると、文系科目だけで300点=41.7%を占める計算になります。国公立医学部の共通テストで文系科目が4割を超えるというのは、意識しておく価値のある数字です。

医学部志望の受験生を見ていると、数学や英語が得意な生徒が多い印象があります。理系科目に時間を割いてきた分、国語や社会はどうしても後回しになりがちですよね。だからこそ香川大学のような配点では、国語が努力の報われやすい科目になります。得意な人が少ない領域で点を積み上げられるからです。周りが手薄なところに時間を投下できると、同じ努力でも差がつきやすくなります。

竹内個別の考えでは、国語は勉強すれば取れる科目です。共通テストの現代文には解き方のスキルがありますし、古文・漢文は知識で取れる範囲が広い。センスや読書量の問題にされがちですが、対策の方向がはっきりしている科目でもあります。香川大学を志望校に入れるなら、ここを取り切る前提で計画を組んでください。後回しにしたまま本番を迎えると、圧縮された数学・英語では取り返せなくなります。

理科が全体の28.2%。先取り学習が特に効きます

配点表で最も目立つのが理科です。共通テスト200点+二次200点で合計400点、全体の28.2%を占めます。数学や英語より比重が高いので、理科の完成度がそのまま合否に反映される大学だと考えてください。理科2科目の仕上がりが遅れると、他の科目でどれだけ稼いでも埋めきれない配点構造になっています。

ここで問題になるのが高校の授業進度です。普通の公立高校で3年間通常どおり履修すると、理科の全範囲が終わるのが高3の秋になることが珍しくありません。授業が終わってから演習を始めたのでは、共通テストまでの時間が足りなくなります。理科が28.2%を占める大学で、この状態は明らかに不利です。範囲が終わっていないのに演習量を確保しようとしても、物理的に無理があります。

だからこそ竹内個別は先取り学習を勧めています。自分で高3の夏休みのうちに全範囲を終わらせておくといった工夫が、香川大学のような理科重視型では特に効いてきます。授業を待たずに進める前提で年間計画を組む、ということですね。学校の進度に合わせるだけでは演習の時間が確保できないので、そこは自分で動く必要があります。

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理科の科目選択についても触れておきます。竹内個別では、学校の先生の教え方が上手な方を選ぶことを勧めています。塾や予備校で補強はできますが、学校で完成させられるのが一番効率的だからです。理科が28.2%を占める配点では、授業時間をそのまま得点に変えられるかどうかが効いてきます。志望校や学科が決まっていない段階なら物理を勧めることが多く、受けられる学科の幅が広いという理由になります。医学科志望であれば物理・生物どちらでも構いません。科目の有利不利より、先取りで早く仕上がる環境を選ぶほうが結果につながります。

二次試験は典型問題を100%取り切る

二次試験は数学200点・理科200点・外国語200点・面接100点という構成です。学科3科目が200点ずつで並んでいるので、特定の科目に偏った対策は成立しません。ここで竹内個別の方針は明確で、典型問題を100%取り切ること。難問題の対策は必要ありません。この方針は香川大学に限らず、国公立医学部を目指す場合の共通した考え方になります。3科目とも同じ重みである以上、苦手科目を作らないことが最も効率のよい戦略になるからです。

医学部だから特別に難しい問題が出る、という思い込みは外してください。実際、2026年に合格した岐阜大学医学部医学科では、岐阜大学の他学部と同じ問題が出題されました。難問はほとんど出題されませんし、仮に出てもミスで大きな差はつきません。差がつくのは典型問題での取りこぼしのほうです。全員が解ける問題を確実に取れるかどうかで合否が決まります。

青チャート・272(新数学スタンダード演習)・標準問題精講レベルの問題を、時間内に確実に正解できる状態にする。これを全範囲で作るのは決して楽ではありませんが、方向性ははっきりしています。あえて「基本問題」と言わず「典型問題」と呼んでいるのは、簡単だという意味ではないからです。やるべきことが明確なぶん、努力が結果につながりやすい領域だといえるでしょう。

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この方針には、志望校が決まっていなくても対策を進められるという利点もあります。難問対策は大学ごとの出題傾向に依存しますが、典型問題はどこを受けるにしても必要です。共通テストの結果を見てから出願先を決める竹内個別の進め方とも、ここで噛み合ってきます。志望校が固まっていない時期こそ、典型問題の完成度を上げる時期だと考えてください。

2段階選抜4倍という数字をどう受け取るか

香川大学医学部医学科では、志願倍率が約4倍を超えた場合に2段階選抜が実施されます。第1段階選抜は共通テストの成績(前期日程の配点)と調査書によって行われ、そこを通過した受験生だけが二次試験に進む仕組みです。つまり共通テストで一定のラインを越えないと、二次試験を受けることすらできません。二次でどれだけ得点できる実力があっても、共テで足切りにかかれば試験会場に行けないということです。共通テストを最優先に置く理由の一つが、ここにもあります。

倍率の数字を見ると身構えてしまいますが、竹内個別は倍率をあまり気にしなくてよいと考えています。理由は倍率の成り立ちにあります。どの大学にも言えることですが、偏差値が低めの大学ほど倍率は高くなる傾向があるからです。数字の大小がそのまま難易度を表しているわけではありません。むしろ倍率が高いことを理由に敬遠すると、本来なら十分に狙えた大学を候補から外してしまうことになります。数字の意味を理解せずに判断材料にするのは危険だということですね。

なぜそうなるのか。「ここなら受かるかもしれない」と考えて出願する人が増えるためです。一方で募集人員は変わりません。分母だけが増えて分子が動かないので、結果として倍率の数字が大きくなる。倍率が高い=難しい、という単純な関係ではないということですね。低倍率の大学が易しいわけでもありません。難関大学ほど「自分には無理だ」と判断する受験生が多くなり、出願そのものが絞られるためです。倍率は志願者の心理を映しているだけで、必要な学力を示す数字ではありません。

だから見るべきは倍率ではなく合格最低点です。倍率にかかわらず、合格最低点を超えることだけを考えておけば大丈夫だと考えてください。倍率は自分でコントロールできませんが、得点は積み上げられます。判断材料にならない数字に気を取られるより、必要な点数から逆算するほうが確実ですし、精神的にも安定します。

面接100点の対策は共通テスト後で間に合います

二次試験で面接が100点配点されています。しかも選抜方法には「総合点の如何にかかわらず面接の結果をもって不合格となることがある」と明記されており、地域枠(一般)では香川県による面接の結果も参考にされます。無視できない要素です。竹内個別ではもちろん面接対策をきちんと行いますが、始める時期は共通テストのあとにしています。ここには明確な理由があります。

大学ごとに中身を作り込むから、志望校確定後になります

竹内個別の面接対策は、大学に合わせて中身を組み立てるところから始まります。個人面接なのかグループディスカッションなのかという形式の確認から入り、大学のホームページを見て何に力を入れている大学なのかを調べます。地域の大学であれば地域医療という側面が強い、といった特色ですね。その側面をきちんと理解したうえで面接の構成を作り、台本のようなものを組み立てるイメージになります。

汎用的な回答例をなぞるのではなく、その大学に向けた内容にするので、志望校が確定していないと作りようがありません。そして医学部受験の実情として、もともと第一志望だった大学をそのまま受験できる人はそれほど多くありません。共通テストの結果を見て出願先が変わるのが普通です。第一志望が最初から動かない受験生であれば早くから対策できますが、多くの場合はそうならない。だとすれば、共通テストが終わって志望校が確定してから対策するほうが理にかなっています。

だから逆算して「面接に使える時間」を作ります

計画の立て方としては、面接にたくさんの時間を使うのではなく、共通テスト以降に面接対策の時間を確保できるようにするという発想になります。時間の作り方を先に設計しておく、ということですね。高校3年生の12月からは、どの大学を受けるにしても共通テスト対策に入ります。つまり11月までに学科の対策——二次試験と共通テストの土台——をしっかり終えておくことで、共通テスト後に面接へ時間を回せるようになります。

これは香川大学に限らず、どの大学を受ける場合でも共通する考え方です。逆に言えば、学科が仕上がっていない状態で共通テストを迎えると、面接対策の時間まで圧迫されます。面接で不合格になる可能性が明記されている大学で、この状態は避けたいところです。順番を守ることが、ここでも効いてきます。共テ後の1か月をどう使えるかは、それまでの10か月をどう過ごしたかで決まる、という言い方もできるでしょう。直前期に選択肢を残しておくための準備だと考えてください。

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地域枠を考えるなら、高1・高2から動いてください

香川大学医学部医学科には前期日程の地域枠(一般)があり、学校推薦型選抜Ⅱにも地域枠が設けられています。地域枠を検討している場合、竹内個別が伝えているのは推薦してもらえる状態を作ることが先だという点です。制度があることを知っていても、そこに乗れなければ意味がありません。一般選抜の勉強とは別に、学校内で準備しておくべきことがあるということですね。ここは高3から始めても間に合わない部分なので、早い学年ほど有利になります。

具体的には2つあります。1つは学校のテストをしっかり取ること。もう1つは、地域枠を取りたいという意思を先生に伝え続けることです。前者は当然として、見落とされがちなのが後者になります。先生から提示されるのを待っているだけだと、タイミングとして遅い場合があるためです。学校側も生徒の希望を全員分は把握していませんし、推薦の候補を決める時期は思っているより早く来ます。一度言って終わりではなく、面談のたびに伝えておくくらいでちょうどいいでしょう。

きちんと伝えていないと推薦してもらえないことがあるので、早い段階から地域枠を考えている受験生であれば、意思表示をしておくことが大事になります。高1・高2の段階でこの記事を読んでいるなら、学校のテストを固めながら先生にアピールしておいてください。意識の高い生徒ほど、ここを自分から動けます。逆に成績だけ良くても意思表示がなければ推薦の候補に挙がらないこともあるので、制度の存在を知っているだけでは足りないということですね。

遠方から受験するなら宿泊の準備も計画に入れる

もう一点、実務的な話を書いておきます。中国・四国地方以外から香川大学を受験する場合、試験当日の宿泊先を確保しておく必要があります。当たり前のようですが、共通テストの結果を見てから出願先が決まる医学部受験では、宿の手配が後手に回りがちです。志望校が早くから固定されている一般的な受験と違い、直前になって初めて行き先が決まるという構造があるためですね。勉強以外の準備が一気に発生する時期でもあります。

同じ大学を受ける受験生が一斉に動くため、直前では取りにくくなることもあります。共通テストが終わってからで構いませんが、出願先が固まったらすぐ動くものだと考えておいてください。手配は保護者の方に任せられる部分でもあるので、役割を決めておくと受験生本人の負担が減ります。そして当日のメンタリティーも侮れません。慣れない土地で、移動と宿泊を挟んで試験に臨むことになります。普段どおりの状態で試験開始を迎えられるかどうかは、想像以上に得点を左右します。

事前に会場までの経路や所要時間をイメージしておくだけでも、当日の負荷は変わってきます。宿から試験会場までどう移動するのか、朝食をどこで取るのかといった細かい部分まで決めておくと、当日考えることが減ります。学習計画とは別の話に見えますが、得点に影響する要素として扱っておくべきでしょう。ここまで含めて受験の準備だと考えると、共通テスト後にやることが整理しやすくなります。

香川大学を目指すなら、優先順位はこうなります

香川大学を目指すときの優先順位

ここまでの内容を整理します。配点から逆算すると、香川大学医学部医学科の対策の優先順位は次のようになります。どれも配点の数字から導かれるもので、一般論としての「医学部対策」とは力点が違ってきます。同じ国公立医学部でも、傾斜のかけ方が変われば力を入れるべき科目も変わるということです。以下の順番は、あくまで香川大学の1,420点という配点を前提にしたものだと理解してください。

  • 共通テストが最優先。これは配点構造にかかわらず変わりません
  • 理科(28.2%)を先取りで仕上げる。高3秋の授業終了を待たない
  • 国語を取り切る。共テ720点中200点。医学部志望では差がつきやすい領域
  • 二次は典型問題を100%。難問対策は不要
  • 面接は共通テスト後。その時間を作るために11月までに学科を仕上げる
  • 倍率ではなく合格最低点を見る

共通テストを最優先に置く理由も書いておきます。香川大学に限らず医学部は共通テストの配点がかなり高く、ここが取れないとどの大学も受けられないからです。二次の比重が高い大学であっても、この順番は変わりません。2段階選抜がある以上、共通テストは二次に進むための条件でもあります。さらに共通テストの得点は出願先を選ぶ材料そのものになるので、ここが高いほど選択肢が増えます。志望校を最後まで動かせる状態を作るための投資だと考えてください。

そして医学部受験の実情として、「この大学の医学部にしか行きたくない」という受験生より、「とにかくどこでもいいから医学部に行きたい」という受験生のほうが多いのが実際のところです。だとすれば、特定の1校に最適化するより共通テストを最大化しておくほうが、選択肢が広がります。竹内個別が共通テストを大前提に置いているのは、この考え方によるものです。

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実際に基礎から順番に積み上げて結果を出した例もあります。竹内個別で英検2級に合格したひとみさんは、単語→文法→解釈→長文という順番で英語を組み立てて偏差値49から57まで伸ばしました(2025年度・当塾在籍生)。医学部受験でも、土台を順番に固める設計は変わりません。順番を守ることが、遠回りに見えて最短になります。

FAQ

Q1. 香川大学医学部の偏差値はどのくらいですか?

A. 河合塾の2027年度入試難易予想では、ボーダー偏差値62.5です(出典:河合塾 Kei-Net、2026年6月現在)。ただしこれは国公立医学科50校のうち23校が並ぶ最下位帯の数字で、偏差値だけで難易度を比較することはできません。国公立医学部の偏差値は5段階しかなく、半数近くが同じ数値で並ぶためです。同じ62.5でも共通テストのボーダー得点率や科目別の配点は大学ごとに違うため、そちらを見るほうが正確です。

Q2. 共通テストで数学と英語が半分になるのはなぜ有利なのですか?

A. 素点200点が100点に圧縮されるため、その科目で失点したときのダメージが小さくなるからです。共通テストは年によって難易度が動きます。数学や英語が想定より取れなかった年でも、香川大学であれば影響が抑えられます。逆に言えば、その2科目で高得点を取った受験生にとっては優位性が薄れる配点でもあります。ただしこれは配点構造からの見立てであり、実際の志願動向を保証するものではありません。

Q3. 国語はどこまで対策すべきですか?

A. 取り切る前提で計画してください。共通テスト720点中200点=27.8%を占め、地歴・公民と合わせると文系科目だけで41.7%になります。竹内個別の考えでは、現代文には解き方のスキルがあり、古文・漢文は知識で取れる範囲が広い科目です。医学部志望は数学・英語が得意な生徒が多いぶん、国語は努力が報われやすい領域になります。

Q4. 理科はいつまでに終わらせるべきですか?

A. 高3の夏休みのうちに全範囲を終える先取りを勧めています。普通の公立高校で通常どおり履修すると、理科が終わるのが高3の秋になることが珍しくないためです。香川大学は理科が合計400点=全体の28.2%を占めるので、授業を待ってから演習を始めると時間が足りません。学校の進度に合わせない前提で計画を組んでください。

Q5. 倍率4倍の2段階選抜は厳しいですか?

A. 倍率はあまり気にしなくて構いません。どの大学でも、偏差値が低めの大学ほど「ここなら受かるかも」と考える出願者が増えて倍率が上がる傾向があります。募集人員は変わらないため、分母だけが増えている状態です。倍率にかかわらず、合格最低点を超えることだけを考えてください。倍率は自分でコントロールできない数字です。

Q6. 面接対策はいつから始めればいいですか?

A. 共通テストのあとで間に合います。竹内個別は大学ごとに面接の形式と特色を調べて内容を組み立てるため、志望校が確定してからでないと作れません。医学部受験では第一志望をそのまま受験できる人はそれほど多くないので、共テ後に対策する前提で計画してください。そのために11月までに学科を仕上げておきます。早い時期から汎用的な回答例を暗記しても、大学が変われば作り直しになります。

Q7. 地域枠を狙うには何をすればいいですか?

A. 学校のテストをしっかり取ることと、地域枠を取りたいという意思を先生に伝え続けることの2つです。先生から提示されるのを待っているだけでは遅い場合があります。伝えていないと推薦してもらえないこともあるので、高1・高2の段階から意思表示をしておいてください。推薦の候補を決める時期は思っているより早く来ます。制度を知っているだけでは足りません。

Q8. 二次試験で難問対策は必要ですか?

A. 必要ありません。竹内個別の方針は「典型問題を100%取り切る」です。医学部だから特別に難しい問題が出るという思い込みは外してください。2026年に合格した岐阜大学医学部医学科では、他学部と同じ問題が出題されました。青チャート・272・標準問題精講レベルを時間内に確実に正解できる状態を、全範囲で作ることを優先してください。差がつくのは典型問題の取りこぼしのほうです。

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まとめ

香川大学医学部医学科の配点で最も特徴的なのは、共通テストで数学と外国語がそれぞれ半分に圧縮される一方、国語は200点のまま等倍である点です。共テ720点中、国語が27.8%を占めます。地歴・公民を足すと文系科目だけで41.7%です。そして科目別に合算すると理科が400点=28.2%で最大になり、数学と外国語がそれぞれ21.1%で続きます。医学部というと数学と英語の勝負に見えますが、この大学ではその前提が成り立ちません。

この構造から対策の優先順位が決まります。共通テストを最優先に置き、理科を先取りで仕上げ、国語を取り切る。二次は典型問題を100%に持っていき、面接は共通テスト後に回せるよう11月までに学科を終える。倍率ではなく合格最低点を見る。ここまでが配点から導かれる方針です。どれも特別な裏技ではありませんが、順番を守れているかどうかで1年間の効率はかなり変わってきます。

配点は大学ごとに違い、同じ「国公立医学部」でも求められる科目バランスは変わります。志望校の候補が固まってきたら、必ず入学者選抜要項で配点を確認してください。偏差値表には現れない情報が、そこにあります。予備校のランキングや口コミでは、傾斜配点までは扱われないことがほとんどです。そして共通テストの結果を見てから出願先を決められるよう、どの大学でも通用する得点力を先に作っておくことをおすすめします。選択肢を残したまま1月を迎えられる状態が、医学部受験では最も強い持ち札になります。

配点から必要な得点は見えても、そこに届くまでに何をどの順で何時間やるかは別の話です。参考書ごとの所要時間と目標正答率まで入ったロードマップを無料でお配りしています。

著者:竹内個別戦略室 尾崎侑絃(岐阜大学医学部医学科卒業・医師免許保持)
監修:竹内個別塾長 竹内壮志(名古屋大学工学部卒業)

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