センサー物理はステップ1〜2でいい|3を飛ばして良問の風へ
センサー物理は、ステップ1〜2までで止めて構いません。ステップ3までやり切る必要はない、というのが竹内個別の考え方です。理由ははっきりしています。ステップ3は間違えたときの解説がわかりにくく、効率がよくないからです。学校で配られた1冊を最後まで通す必要はありません。出版社はこの問題集を「自学自習をサポートする参考書型問題集」と説明しています。
ステップ1〜2についてはそのとおりです。ただしステップ3は、自習で詰まったときに自力で抜けにくい作りになっています。その時間は、別の問題集に回したほうが伸びます。「ゴミ」という評価も見かけますが、それは役割の取り違えから来ています。この記事では、どこで止めるのかと、その後どこへ進むのかをお伝えします。
この記事でわかること
- センサー物理をどこまでやればいいのか
- ステップ3を飛ばしていい理由
- 「ゴミ」と言われる評価をどう受け取るか
- セミナー物理との違い
- センサーの後に進む教材
センサー物理はステップ1〜2でいい
まず結論からお伝えします。センサー物理はステップ1とステップ2を仕上げれば十分です。ステップ3は飛ばして構いません。学校で配られた問題集を最後まで通す必要はない、という判断です。範囲を絞ると回す量が現実的になり、周回もしやすくなります。どこまでやるかを先に決めることが、この教材を使ううえでいちばん大事な判断になります。
どこまでやるかを先に決める

学校で配られた問題集は、最後まで全部やるものだと思われがちです。しかし竹内個別は、先にやらない範囲を決めておくほうが早いと考えています。範囲を決めずに頭から進めると、後半で時間切れになったときに、どこを捨てるかの判断がその場任せになります。センサー物理の場合、その線を引く場所ははっきりしています。ステップ1とステップ2までです。ここは基本の確認と定番問題の定着にあたる部分で、学校の授業やテストとも噛み合います。手を動かして反復する対象として素直に使えます。
一方でステップ3は、性質が変わります。詳しくは次の項目でお伝えしますが、自習で使うには向いていません。ここを律儀にやろうとして時間を溶かしている受験生を、竹内個別では何度も見てきました。分厚い問題集ほど、どこで止めるかを最初に決めておくことが結果を左右します。線を引くと、1日にどれだけ進めばいいかも計算できるようになります。残りの問題数を数え、締切までの日数で割るだけです。範囲が決まっていなければ、この計算そのものができません。やらない範囲を決めることは、計画を立てるための前提でもあります。
ステップ1〜2で身につくもの
ではステップ1〜2だけで足りるのか、と不安になるかもしれません。ここで確認しておきたいのは、傍用問題集の役割です。この1冊で入試の得点力まで完成させるわけではありません。基本を反射で処理できる状態を作るのが役割です。ステップ1〜2を仕上げると、公式と基本的な設定の対応が身につきます。物理は、問題文の状況を読んで使う法則を選ぶ科目です。その選択を素早くするには、典型的な設定を数多く見ておく必要があります。ステップ1〜2は、まさにその素材にあたります。
そのうえで、入試レベルの問題を解く力は次の教材で作ります。順番としては、基本の定着が先で、応用はその後です。土台がないまま難しい問題に触れても、答えの筋道をなぞって終わってしまいます。センサー物理に求める役割を、ここまでと割り切ってください。学校の定期テストという観点でも、ステップ1〜2で十分に対応できます。テストの範囲は授業で扱った内容が中心なので、基本と定番問題を押さえておけば形になります。受験勉強と定期テスト対策を、同じ範囲で兼ねられるのは大きな利点です。
ステップ3を飛ばしていい理由
飛ばすという判断には根拠があります。ここを説明しておきます。難易度が高いから飛ばす、という話ではありません。問題の難しさではなく、間違えたあとに回収できるかどうかで判断しています。この基準を持っておくと、他の教材を選ぶときにも同じ判断ができるようになります。
間違えたときに自力で抜けられない

ステップ3を飛ばす理由は、解説がわかりにくいことです。もう少し正確に言うと、間違えた問題の解説を読んでも、なぜそうなるのかを自力で追いきれない場面が多くなります。問題集の価値は、解けなかった問題を解けるように変えられるかで決まります。解説を読んで理解できれば、その1問は身についたことになります。ところが解説を読んでも抜けない場合、その1問にかけた時間はほとんど回収できません。間違えるほど時間が減っていく状態になります。
これがステップ1〜2であれば問題になりません。扱う内容が基本なので、教科書や講義系の参考書に戻れば筋道が見えるからです。しかしステップ3は難易度が上がるぶん、戻る先も明確ではなくなります。難しい問題と薄い解説の組み合わせがいちばん効率を落とします。判断の目安を持っておくと迷いません。解説を読んで15分考えても筋道が見えないなら、その問題は今の教材では回収できません。時間で線を引いておくと、粘りすぎを防げます。飛ばすと決めていれば、その15分すら発生しません。
効率で判断する

ここで大事なのは、ステップ3の問題そのものを否定しているわけではないという点です。問題として悪いわけではありません。自習の教材として効率がよくない、という判断です。同じ時間を使うなら、解説が詳しい問題集で同じ難易度に取り組んだほうが伸びます。物理は演習量も必要ですが、解けなかった問題を回収できる形になっているかのほうが効きます。教材を選ぶときは、問題の質だけでなく、詰まったときに抜けられるかを見てください。もちろん、学校の課題としてステップ3が指定されている場合は別です。
提出物として求められているなら、それは学校の評価に関わる話なので、指示に従ってください。受験勉強として自分で時間配分を決められる部分について、優先度を下げるという意味です。この線引きだけ間違えないようにしてください。もし学校でステップ3まで課題に出ている場合は、答え合わせの精度に期待しすぎないでください。提出のために解くことと、身につけるために解くことは別物です。提出用と割り切って手早く終わらせ、力をつける時間は良問の風に充てるという配分にしてください。
▶ 関連記事:セミナー物理の使い方|順番を変えるだけで詰まりが抜ける
センサー物理は「ゴミ」なのか
センサー物理について調べると、否定的な評価が目につきます。「ゴミ」「わかりにくい」といった言葉で検索している人も一定数います。手元にある教材が悪いものだと言われていれば、不安になるのは当然です。ここは正面からお答えします。竹内個別は教材を売る立場ではないので、良し悪しをそのままお伝えできます。
ゴミではない。役割を取り違えているだけ
結論から言えば、ゴミではありません。ステップ1〜2は基本を固める教材として普通に使えます。学校で配られているなら、そのまま使って問題ありません。では、なぜ否定的な評価が出てくるのか。多くの場合、この1冊だけで入試まで完成させようとして詰まっているからです。傍用問題集は基本を定着させるための教材で、入試の得点力を作る教材ではありません。役割を取り違えたまま使うと、どの傍用問題集を選んでも同じ不満が出ます。そしてもうひとつが、ステップ3で止まっているケースです。
前の項目でお伝えしたとおり、ここは自習に向きません。教材全体の評価が、いちばん向いていない部分の印象で決まってしまっているわけです。範囲を絞れば、この不満はそもそも生じません。ネット上の評価を読むときは、その人がどこまでやったのかを見てください。ステップ3まで通そうとした人の感想と、ステップ1〜2で切り上げた人の感想は、同じ教材でもまったく違うものになります。評価そのものより、使い方のほうを先に確認してください。
出版社の説明をどう読むか
出版社はセンサー物理を「日常学習から大学入試まで、自学自習をサポートする参考書型問題集」と説明しています。この説明は、ステップ1〜2については素直に当てはまります。日常学習に使いやすく、自習でも進められます。ただし「大学入試まで」の部分は、そのまま受け取らないほうがいいと考えています。傍用問題集で入試まで完成する、という意味に読むと期待がずれます。基本の土台としては入試につながっている、という程度に受け取ってください。教材の説明文は、その教材が想定している最大の使い方を書くものです。
自分の状況に合わせて、どこまで使うかは自分で決める必要があります。竹内個別が具体的にステップ1〜2という線を示しているのは、この判断を受験生に丸投げしないためです。手元の教材をどう使うかは、志望校と残り時間によって変わります。参考書型問題集という位置づけも、そのまま受け取らないほうがいいでしょう。例題で解法を確認できる作りにはなっていますが、そこで扱えるのは基本の範囲です。参考書の代わりになるわけではなく、詰まったときは教科書や講義系に戻る必要があります。
セミナー物理との違いはあるか
「センサー物理とセミナー物理はどちらがいいのか」という比較も見かけます。学校によって配られるものが違うので、隣の学校の教材が気になるのは自然なことです。ここも率直にお伝えします。結論を先に言うと、比べる必要はありません。理由もあわせて説明します。
正直、同じ
正直、センサーもセミナーも同じです。本当に同じというのが竹内個別の見方です。どちらも学校で配られる傍用問題集で、役割も、解説の薄さも、使い方も変わりません。どちらが配られたかで結果が変わることはありません。比較記事を読み比べていると、自分の学校で配られていないほうが良さそうに見えることがあります。しかしその差は、1冊を仕上げ切ったかどうかの差に比べれば小さいものです。教材選びで差がつくことはほとんどなく、差がつくのは回し切ったかどうかです。
学校で配られているなら、授業や課題もそれに沿って進みます。別の問題集に買い替えると、学校の進度と合わなくなり、かえって負担が増えます。配られた時点で選択は済んでいると考えて、中身に入ってください。どちらも持っている場合も、2冊を並行して回さないでください。収録内容が重なっているので、2冊目で新しく得られるものはわずかです。学校で使っているほうに絞り、余った時間は次の教材に回すほうが確実に伸びます。
比べる時間を削る
同じだと言い切るのには理由があります。比較で悩む時間そのものが、いちばんもったいないからです。どちらが良いかを調べている間に、手元の1冊を数十問進められます。竹内個別が学校で配られた教材をベースに組み立てているのも、同じ考え方によります。市販の参考書ルートを一律に勧めることはしていません。推奨ルートは、参考書を1冊も持っていない人向けの仮定の話であって、手元に教材がある人にそのまま当てはまるものではないからです。
セミナー物理についても、竹内個別は同じ立場を取っています。解説が薄いぶん、基礎の理解は別の教材で補い、傍用問題集は演習として使う。この使い方はセンサーでもセミナーでも変わりません。どちらを持っていても、進め方は同じだと考えてください。この考え方は物理に限りません。化学の傍用問題集でも扱いは変わりません。リードα化学やエクセル化学でも、学校で配られたものをそのまま使います。教科をまたいでも、判断の基準は変わりません。手元にあるものから組み立ててください。
センサーの次は良問の風
ステップ1〜2を終えたら、どこへ進むか。ここははっきりしています。手元の1冊で足りるのはここまでなので、続きは別の教材が引き受けます。ステップ3を飛ばすぶん、その時間をこちらに回すという設計です。飛ばして終わりではなく、行き先まで決めておいてください。
ステップ3の代わりに良問の風へ

センサーの後は良問の風です。ステップ3をやる時間を、こちらに回してください。難易度としてはステップ3と重なる領域を扱いますが、解説が詳しいぶん、間違えた問題を回収できます。前にお伝えしたとおり、教材を選ぶ基準は問題の質だけではありません。詰まったときに自力で抜けられるかが効きます。良問の風はこの点で差があります。同じ難易度なら、解説が厚いほうを選ぶ。
判断としてはこれだけです。良問の風は市販の問題集なので、書店でも通販でも手に入ります。ここは買い足す価値がある1冊だと考えています。傍用問題集は買い替えないが、次の段階の教材は買う。竹内個別が教材を増やすのは、こういう役割の違いがあるときだけです。センサー物理をやめて良問の風に乗り換える、という話ではありません。ステップ1〜2は仕上げてください。
基本が固まっていない状態で良問の風に入っても、解説を読んで納得するだけになります。順番を守れば、どちらの教材も無駄になりません。良問の風に入った後も、センサー物理は手元に置いておいてください。良問の風で扱う分野の基本が怪しいと感じたときに、戻って確認する用途で使えます。一度仕上げた教材は、その後は辞書のように引く形に切り替わります。
いつ移るか
移る時期の目安は、ステップ1〜2が反射で解ける状態になったときです。回数ではなく状態で判断してください。何周したかを目標にすると、達成した時点で止まってしまいます。具体的には、問題を見て使う法則がすぐ浮かぶかどうかを基準にしてください。考え込んでから思い出しているうちは、まだ仕上がっていません。解けなかった問題に印をつけ、2周目以降は印のついた問題だけを回す。対象が減っていくので、後半ほど速く進みます。一律の時期の目安は出していません。
志望校、今の成績、他科目とのバランスによって変わるからです。ただし、過去問演習の期間を直前期に確保できるよう逆算するという考え方だけは共通です。演習用の問題集を直前期まで持ち越すと、仕上げの時間がそのまま削られます。計画を立てたら、1週間だけ試してから調整してください。机上の計算どおりに進むことはまずありません。実際に回してみて、無理なら締切か範囲のどちらかを動かす。計画は立てて終わりではなく、1週間後に直すものだと考えてください。
▶ 関連記事:リードα物理の使い方|力学でつまずく理由は公式の選び方
講義系を挟むかどうかの判断
センサー物理を進める前に、講義系の参考書が必要かどうか。ここは判断基準を持っておいてください。必要な人と不要な人がはっきり分かれる部分で、間違えると余計な1冊を買うことになります。逆に、必要なのに挟まないまま進めると、問題集が最後まで手につきません。
文系か理系かでは決めない

よくある誤解が、文系だから講義系を挟む、理系だから不要という分け方です。竹内個別はこの分け方を取っていません。講義系が必要かどうかは、文系・理系では決まらないからです。講義系の参考書は、学校の授業がわかりにくくて基礎が定着していない生徒に向けたものです。つまり判断の材料は、今の理解の状態であって、文理の区分ではありません。理系でも授業で置いていかれていれば必要ですし、文系でも授業で理解できていれば要りません。判定は簡単です。
センサー物理のステップ1を解いてみて、解説を読んで意味が取れるなら、講義系は要りません。読んでも何を言っているのか分からない場合にだけ、1冊挟んでください。実際に手を動かしてから決めるのがいちばん確実です。講義系を挟む場合も、そこに時間をかけすぎないでください。目的はセンサー物理を進められる状態を作ることであって、講義系を仕上げることではありません。一通り読んだら、理解しきっていなくても問題集に戻ってください。解くほうが定着します。
共通テストだけでも良問の風には進む
共通テストでしか物理を使わない場合も、良問の風には進みます。共通テストだからといって、基本の反復だけで止めるという考え方は取っていません。理由は、共通テストが単なる知識確認ではないためです。設定を読んで使う法則を選ぶ力が問われるので、基本問題だけを反復していても対応しきれない場面が出てきます。ある程度の応用に触れておくことが、結果的に共通テストの安定にもつながります。もちろん、他科目とのバランスは考えてください。
物理にどこまで時間を使えるかは、志望校の配点と他科目の仕上がりで変わります。物理を伸ばすより他科目に時間を回したほうが総合点が上がる場合もあります。ここは個別の事情に踏み込まないと答えが出ないので、迷う場合は相談してください。なお、共通テストだけで使う場合でも、ステップ3を飛ばす判断は変わりません。飛ばす理由は難易度ではなく、解説で回収できないことにあるからです。どの志望であっても、抜けられない問題に時間を置く意味はありません。
▶ 関連記事:リードα化学の使い方|わからないときは教科書に戻る
よくある質問
センサー物理はどこまでやればいいですか?
ステップ1〜2までで構いません。ステップ3は飛ばして問題ありません。ステップ3は間違えたときの解説がわかりにくく、自習で使うには効率がよくないためです。ステップ1〜2は基本の確認と定番問題の定着にあたる部分で、学校の授業やテストとも噛み合います。ただし学校の課題としてステップ3が指定されている場合は、提出物として指示に従ってください。
センサー物理はゴミですか?
ゴミではありません。ステップ1〜2は基本を固める教材として普通に使えます。否定的な評価が出るのは、この1冊だけで入試まで完成させようとして詰まっているか、ステップ3で止まっているかのどちらかです。傍用問題集は基本を定着させる教材で、入試の得点力を作る教材ではありません。役割を取り違えなければ、不満はそもそも生じません。
センサー物理とセミナー物理はどちらがいいですか?
正直、同じです。本当に同じだと考えています。どちらも学校で配られる傍用問題集で、役割も解説の薄さも使い方も変わりません。どちらが配られたかで結果が変わることはないので、学校で配られたほうを使ってください。比較で悩む時間のほうがもったいないというのが竹内個別の立場です。買い替えると学校の進度とも合わなくなります。
センサー物理の解説はわかりにくいですか?
ステップ3についてはわかりにくいと考えています。間違えた問題の解説を読んでも、なぜそうなるのかを自力で追いきれない場面が多くなります。ステップ1〜2であれば、扱う内容が基本なので教科書や講義系に戻れば筋道が見えます。難しい問題と薄い解説の組み合わせがいちばん効率を落とすため、ステップ3は飛ばす判断をしています。
センサー物理の次は何をやればいいですか?
良問の風に進んでください。ステップ3と重なる難易度を扱いますが、解説が詳しいぶん間違えた問題を回収できます。ステップ3をやる時間をこちらに回すという考え方です。ただしセンサーをやめて乗り換えるのではなく、ステップ1〜2は仕上げてから移ってください。基本が固まっていないと、解説を読んで納得するだけになります。
いつ良問の風に移ればいいですか?
ステップ1〜2が反射で解ける状態になったときです。何周したかではなく、状態で判断してください。問題を見て使う法則がすぐ浮かぶかどうかが基準で、考え込んでから思い出しているうちは仕上がっていません。一律の時期は出していませんが、過去問演習の期間を直前期に確保できるよう逆算することだけは共通です。
講義系の参考書は必要ですか?
文系か理系かでは決めません。講義系は学校の授業がわかりにくくて基礎が定着していない生徒に向けたものなので、判断材料は今の理解の状態です。センサー物理のステップ1を解いてみて、解説を読んで意味が取れるなら要りません。読んでも分からない場合にだけ1冊挟んでください。実際に手を動かしてから決めるのが確実です。
共通テストだけでもセンサー物理で足りますか?
基本の定着には足りますが、それだけで止めず良問の風には進んでください。共通テストは設定を読んで使う法則を選ぶ力が問われるので、基本問題の反復だけでは対応しきれない場面が出てきます。ある程度の応用に触れておくことが、結果的に共通テストの安定にもつながります。ただし他科目とのバランスは考えて配分してください。
センサー物理は何周すればいいですか?
回数そのものに意味はありません。基準は、問題を見て使う法則がすぐ浮かぶかどうかです。3周で仕上がる人もいれば5周かかる人もいます。解けなかった問題に印をつけ、2周目以降は印のついた問題だけを回してください。対象が減っていくので後半ほど速く進みます。ステップ3を飛ばすぶん、回す量も現実的な範囲に収まります。
まとめ
センサー物理は、ステップ1〜2までで止めて構いません。ステップ3は間違えたときの解説がわかりにくく、自習の教材としては効率がよくないからです。問題そのものが悪いのではなく、詰まったときに自力で抜けられない点が問題になります。難しい問題と薄い解説の組み合わせがいちばん時間を溶かします。「ゴミ」という評価も見かけますが、そうではありません。ステップ1〜2は基本を固める教材として普通に使えます。否定的な評価は、この1冊で入試まで完成させようとしたか、ステップ3で止まったかのどちらかから出ています。
役割を取り違えなければ、不満はそもそも生じません。セミナー物理と迷う必要もありません。正直、同じです。ステップ1〜2を仕上げたら、次は良問の風です。ステップ3をやる時間をこちらに回してください。同じ難易度でも、解説が厚いぶん間違えた問題を回収できます。共通テストだけで物理を使う場合も、良問の風には進みます。講義系を挟むかどうかは文系・理系では決めず、今の理解の状態で判断してください。配分に迷う場合は、無料相談会でお伝えします。
著者:竹内個別戦略室 尾崎侑絃(岐阜大学医学部医学科卒業・医師免許保持)
監修:竹内個別塾長 竹内壮志(名古屋大学工学部卒業)



“センサー物理はステップ1〜2でいい|3を飛ばして良問の風へ” に対して1件のコメントがあります。