大学受験の勉強計画表|毎日・週間シートを無料ダウンロード

大学受験用の勉強計画表を、登録不要で無料ダウンロードできます。用意したのは毎日シートと週間シートの2枚です。どちらもA4横で、印刷してそのまま使えます。市販のテンプレートと違う点がひとつあります。計画を書く欄の隣に「結果」を書く欄があることです。ここには、計画したことができたか・できなかったかを書きます。計画は立てた時点では当たっていないので、ズレを見て直すための欄です。この記事では2枚の使い方と、計画表が続かなくなる理由をお伝えします。

この記事でわかること

  • 毎日シート・週間シートのダウンロード(登録不要)
  • 「結果」を書く欄がある理由
  • 2枚それぞれの使い方
  • 宿題と自分の勉強、どちらを先に置くか
  • 計画表が続かない人に共通していること

勉強計画表を無料ダウンロード(毎日・週間の2枚)

まずはダウンロードしてください。登録もメールアドレスの入力も不要です。PDFなので、開いてそのまま印刷できます。用紙はA4横を想定しています。2枚は役割が分かれています。片方は1週間ぶんの配分用、もう片方は1日ぶんの時間割用です。どちらか片方だけでも使えますが、2枚をセットで回すほうが計画は安定します。まずは印刷して、手元に置くところから始めてください。

毎日シートをダウンロード(PDF)

週間シートをダウンロード(PDF)

毎日シート|1日の計画と結果を並べて書く

週間シートと毎日シートの使い分け

毎日シートは1日1枚使います。紙の左側と右側で役割が分かれていて、左でやることを決め、右で時間に置いていくという流れになります。左側には「チェック」「優先順位」「今日やる勉強」「時間」の欄があります。まず今日やることを書き出し、それぞれに優先順位と、かかりそうな時間を書きます。終わったらチェックを入れます。ここはやることリストにあたる部分です。右側は5時から24時までの時間軸になっていて、「計画」「結果」「時間」の3列があります。

左で書き出したことを、実際に何時にやるかへ落とし込みます。やることを決めるのと、いつやるかを決めるのは別の作業です。この2つを1枚の紙の上で続けてできるようにしてあります。時間軸が5時から始まっているのは、朝に勉強する人が使えるようにするためです。夜型の人は上の数時間を空けたまま使って構いません。枠をすべて埋める必要はありません。使わない時間帯があるほうが自然です。

24時まであるのは、直前期に遅くまで机に向かう時期を想定しているからで、普段からそこまで埋めることを勧めているわけではありません。「時間」の列には、実際にかかった時間を書きます。見積もりと実績が並ぶので、自分の見積もりが甘いのか厳しいのかが数字で分かります。ここを1週間つけると、次の週から予定が入りきらないという事態が減ります。最初のうちは面倒に感じますが、書くのは数字だけなので数秒で済みます。

週間シート|1週間の配分を決める

週間シートは1週間に1枚です。月曜から日曜までが横に並び、縦は毎日シートと同じ5時から24時になっています。上部に「今週やること」と「今の目標」を書く欄があります。こちらは1日単位ではなく、週のなかでどう配分するかを決めるためのものです。平日は学校があって使える時間が限られ、土日はまとまった時間が取れます。この差を先に見えるようにしておかないと、平日に無理な量を入れて崩れます。

2枚は縦軸の時間が5時から24時で揃えてあります。週間シートで置いた予定を、毎日シートに落とし込むときにズレません。まず週間シートで1週間の枠を決め、それを毎日シートで1日ずつ具体化する。この順番で使ってください。印刷は、週間シートを1枚と毎日シートを7枚まとめて刷っておくと続けやすくなります。書くたびに印刷する手間があると、それだけで止まります

1週間ぶんをクリップでまとめて机に置いておく。この状態を作っておけば、朝に1枚めくるだけで始められます。コピー機が家にない場合は、コンビニのネットプリントが使えます。PDFのまま登録できるので、必要なときに必要な枚数だけ出せます。1週間ぶんで8枚なので、費用も大きくはなりません。データを一度登録しておけば、毎週の印刷は数分で終わります。学校や塾のプリンタが使えるのであれば、そちらでも構いません。

「結果」を書く欄がある理由

この2枚には、計画を書く欄とは別に「結果」の欄があります。ここが市販のテンプレートといちばん違う部分なので、先に説明しておきます。無料で配られている計画表の多くは、予定を書き込む枠しかありません。書いた計画が実際どうだったかを残す場所がないわけです。竹内個別がこの欄を入れているのには、はっきりした理由があります。

結果には、できたか・できなかったかを書く

計画と結果を並べて書く

結果の欄に書くのは、計画したことができたか、できなかったかです。それだけです。長い振り返りを書く必要はありません。丸とバツでも構いません。なぜこの欄があるのか。計画は立てた時点では当たっていないからです。1時間で終わると思った範囲が2時間かかる。逆に、想像より早く片づくこともあります。この差は、実際にやってみないと分かりません。

多くの計画表には、予定を書く欄しかありません。すると計画は立てた瞬間が最も精度が低い状態のまま、修正されずに残ります。予定と実績が並んでいれば、どこがズレたかがその日のうちに分かります。結果を書くのは、反省するためではなく、次の計画を当てるためです。この考え方は、模試の使い方と同じです。模試を受けっぱなしにして点数だけ見ても伸びません。

どの問題をどう間違えたかを見るから、次に向けて直せます。計画も同じで、立てっぱなしでは精度が上がりません。結果の欄は、計画に対する自己採点だと考えてください。もうひとつ付け加えると、できた日の記録も同じくらい大事です。うまく進んだ日は、量の置き方か時間帯の選び方が合っていたということです。バツばかりを探すのではなく、丸が並んだ日の組み方を真似する。これも結果を書いていないとできません。

立てて終わりにしないための欄

竹内個別が生徒に一貫して伝えているのは、計画は立てて終わりではなく、後から直すものだという考え方です。1週間だけ試して、無理があれば締切か範囲のどちらかを動かす。この修正を前提にしています。ところが修正しようにも、記録がなければ何を直せばいいのか分かりません。「なんとなく進んでいない気がする」で終わってしまいます。結果の欄は、その手がかりを残すためのものです。書き方も難しく考えないでください。できたら丸、できなかったらバツ、途中まで進んだなら三角。

それを1週間ぶん並べたときに、いつも同じ時間帯にバツが並んでいるといった傾向が見えてきます。そこが直す場所です。もうひとつ、結果を書いていると分かることがあります。自分が1時間で進める量です。数学の問題集なら何問、英語長文なら何題。これが分かると、参考書1冊にかかる日数を自分で計算できるようになります。他人の「1日◯時間」という数字を借りる必要がなくなります。受験勉強で困るのは、残り期間で終わるかどうかが判断できないことです。

1時間あたりの進む量が分かっていれば、残りページ数を割るだけで日数が出ます。間に合わないと分かったなら、範囲を削るか始める時期を早めるかを決められます。判断できる状態を作るために記録します。手をつける前に「終わるかどうか」が読めていれば、焦って教材を増やすことも、間に合わないまま直前期に入ることも避けられます。記録は自分の速度を知るための実測データです。他人の平均値より、自分の数字のほうが計画には役立ちます。

毎日シートの使い方

ダウンロードしたら、実際に埋めていきます。埋め方には順番があり、そこを間違えると入りきらない計画になります。竹内個別が生徒に渡している手順は次の6つです。書くのは前日の夜にしてください。朝に書こうとすると、勉強を始める前に何をやるか考える時間ができます。夜のうちに決めておけば、翌朝は1行目から手をつけるだけで済みます。

1. 明日やることを全部書き出す 2. 今の目標を書く 3. 書き出したものにA・B・Cをつける 4. AとBの中で1・2・3と順番をつける 5. それぞれにかかる時間を書く 6. Aの1番から時間割に置く

毎日シートを埋める6つの手順

いきなり時間割から埋めようとすると、必ずどこかで破綻します。書き出しと順位づけを先に終わらせておくから、置く作業は機械的に片づきます。慣れれば5分ほどで終わる作業です。最初のうちは10分かかっても構いません。ここを面倒がって飛ばすと、翌日も前日と同じところで迷います。1つずつ見ていきます。

まず全部書き出して、目標を書く

まず左側に、明日やることを書き出します。このとき思いついた順に書いて構いません。重要かどうかも、この段階では考えなくて大丈夫です。とにかく出し切ることが目的です。頭の中にやり残しが残っていると、勉強中にそれを思い出して手が止まります。書き出しと順位づけを分けるのには理由があります。書きながら順位を考えると、思い出す作業のほうが止まるからです。出し切ってから並べ替えるほうが速く、抜けも減ります。

書き出すときは、科目名だけで終わらせないでください。「数学」ではなく「サクシード 例題42〜60」まで書きます。ここが曖昧だと、結果の欄に丸をつけていいのか判断できません。判定できる粒度まで落とすのが、書き出しのコツです。量の目安は、全部やり切れる量より少し多めで構いません。上から順に片づけて、下が残るのは想定内です。残ったものは翌日の上位に回します。

次に、シートの上部にある「今の目標」を書きます。毎日書き写すのは面倒に感じますが、ここがA・B・Cを分ける基準になります。「7月の模試で数学の偏差値を60まで上げる」のように、期限と数字を入れてください。「数学を頑張る」では基準として使えません。目標が書いてあれば、書き出したものを1つずつそこに照らせます。基準がないまま順位をつけると、締切の近いものから並べることになります。

宿題から先に書き入れない

やることをA・B・Cに分ける

書き出したものに、A・B・Cをつけます。Aは志望校に直結する自分の勉強です。参考書を進める、苦手分野をつぶす、といったものが入ります。Bは締切があるもので、明日提出の宿題や小テストの勉強がここです。Cはやらなくても困らないものを指します。分けたら、AとBのそれぞれで1・2・3と順番をつけます。Cには番号を振らず、そのまま残しておいてください。

ここで多くの人がやってしまうのが、Bから先に時間割へ置くことです。締切があるので、自然とそうなります。ところがAには締切がありません。だから後回しにされ続け、気づくと1日がBだけで終わります。成績に直結するのはAのほうなのに、そこに時間が残っていないという状態です。真面目にやっているのに伸びない、という状況はここから生まれます。

竹内個別では順番を逆にします。Aの1番から時間割に置き、残った時間でBを終わらせるという順です。こうするとBに使える時間が自動的に短くなります。人は使える時間があるだけ使ってしまうので、先に枠を狭めておくと宿題は短時間で片づきます。3時間かかると思っていた宿題が、1時間しかないと分かると1時間で終わることはよくあります。

宿題をやらなくていい、という話ではありません。順番の話です。宿題の中にも、志望校のレベルに合っていて明らかにAに入るものがあります。それはAとして扱ってください。逆に、すでに解ける問題の反復のように、目標から遠いものもあります。そこは「完璧に」ではなく「完了させる」と区別してください。全部に同じ力をかけると、いちばん大事なところが手薄になります。

時間は感覚の1.3倍で見積もる

順位をつけたら、それぞれにかかりそうな時間を書きます。ここを飛ばして時間割に置くと、必ず入りきらなくなります。書くときは、自分の感覚の1.3倍にしてください。人は自分の作業時間を短めに見積もります。30分で終わると思ったものが50分かかった、という経験は誰にでもあるはずです。1.3倍にしておけば、この分の誤差を吸収できます。多めに見積もって早く終わるぶんには、何も困りません。

この見積もりのズレは、自分の予定を立てるときにだけ起きます。他人の予定なら、わりと正確に当てられるものです。塾で講師が計画を立てると達成率が上がるのは、この差が大きく効いています。家庭でやる場合は、書いた時間を一度誰かに見てもらってください。「それ本当に30分?」と言われるだけで精度は上がります。それでも外れたときは、外れた記録が残ること自体に意味があります

時間を書いたら、右側の時間軸に置いていきます。置くのはAの1番からです。Aの2番、3番と続け、Aを置き終えてからBに移ります。ここで予定を詰めすぎないでください。移動や食事、休憩の時間は必ず要ります。空白を作らずに埋めると、1つ遅れただけで全部が崩れます。集中力が必要なものを、自分が調子の出る時間帯に置くのもコツです。暗記系は疲れていてもこなせるので、後ろに回せます。

置き終えたら、あとは上から順に手をつけるだけです。ここでのルールが1つあります。1つ終わるまで、次のことを考えないことです。数学を解きながら「このあと英語もあるな」と考えていると、どちらの効率も落ちます。順番はもう決まっているので、目の前の1つだけを見てください。前日の夜に順番を決めておく意味はここにあります。何からやるか迷う時間が、そもそも発生しなくなります。

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週間シートの使い方

週間シートは、毎日シートの上位にあたります。1週間の枠を決めてから、1日を組む順番です。毎日シートだけで運用すると、その日その日の判断になってしまい、週全体で見たときに偏ります。平日に詰め込みすぎて土日が空く、あるいは特定の科目だけ進んで他が止まる。こうしたズレは1日単位では気づけません。週の枠を先に決めておく意味はここにあります。

週のはじめに「今週やること」を決める

上部の「今週やること」に、その週で終わらせる範囲を書きます。科目ごとに、教材名とページ数まで書いてください。「英語を進める」では、できたかどうかが判定できません。そのうえで、月曜から日曜までの枠に置いていきます。平日と土日で使える時間がまったく違うので、先に土日に重いものを置くと収まりやすくなります。平日は学校の授業と課題があるぶん、詰め込みすぎないでください。

「今の目標」の欄には、志望校や模試の目標を書きます。毎週これを書き写すことで、その週の予定が目標につながっているかを確認できます。つながっていない作業に時間を使っていることに、書いていると気づきます。書く内容は「志望校」でも「次の模試で偏差値◯◯」でも構いません。大事なのは毎週自分の手で書き写すことです。印刷して固定してしまうと目に入らなくなります。手で書くと、その週の予定を組みながら目標を意識できます。

動かせない予定を先に埋める

時間を埋める順番

やることが決まったら、先に動かせない予定を枠へ入れます。学校の授業、部活、通学、食事、入浴。そして睡眠も必ず入れてください。睡眠を空欄のままにしておくと、予定が入りきらないときに真っ先に削る対象になります。削った翌日は集中力が落ちて予定がさらに崩れる、という順で悪くなります。動かせない予定として、先に押さえてしまってください。

これを埋めると、残った空白が今週に使える時間です。多くの人はこれを数えないまま、やりたい量から計画を立てます。だから入りません。先に使える時間を出しておけば、量のほうを調整できます。平日は2時間しか空いていないと分かれば、平日に4時間ぶんを置くことはなくなります。時間から決めるか、量から決めるかの違いです。

空いた時間に置く順番は、毎日シートと同じです。Aから先に置き、残りにBを入れます。土日はまとまった時間が取れるので、平日に入らなかった重いものはここへ回してください。ただし土日を満杯にすると、平日の遅れを吸収する場所がなくなります。土日にも空白を残しておくと、1週間が崩れにくくなります。

週の終わりに直す

1週間ためると直す場所が見える

週の終わりに、1週間ぶんの毎日シートを並べて見てください。できなかったものがどこに固まっているかを探します。特定の科目にバツが偏っているなら、その科目の見積もりが甘いか、置いた時間帯が悪いかのどちらかです。曜日で偏っているなら、その曜日に無理な量を入れています。傾向が分かったら、翌週の週間シートでその部分だけ変えます。全部を作り直す必要はありません。変えるのは、崩れた1か所だけです。

毎週少しずつ直していけば、1か月ほどで自分に合った配分になります。ここまで来れば、計画を立てる時間そのものが短くなります。直すときは、量を減らす方向で考えてください。できなかったからといって、翌週に持ち越して積み増すと、さらに崩れます。終わらなかったぶんは翌週に入れますが、そのぶん別のものを削る。総量は増やさない。この原則を守るだけで、破綻しにくくなります。

守れる計画の5つの条件

ここまでが2枚の使い方です。最後に、書いた計画が守れるかどうかを分ける条件を5つ挙げます。計画に向き不向きはありません。守れる計画と守れない計画があるだけです。今までこなせなかったのなら、意志ではなく計画の書き方のほうに原因があります。下の表の右側の形になっているかを確認してください。

条件守れない書き方守れる書き方
現実的な量である1日12時間やる平日3時間・休日8時間
自分で結果を決められる小テストで満点を取る例題42〜60を3周する
すぐ手をつけられる数学を2時間サクシード 例題42〜60
入試から逆算している今週は英語を頑張る12月までに長文を1日1題
変えていい前提で立てる決めたら必ず守る崩れた1か所だけ直す

自分で結果を決められることだけ書く

5つのうち、もっとも見落とされているのが2番目です。計画に書いていいのは、自分だけで結果を決められることに限ります。「小テストで満点を取る」は書けません。問題の難易度を決めるのは先生なので、自分では結果を動かせないからです。「例題42〜60を3周する」なら、やるかやらないかは自分で決まります。同じ勉強でも、書き方によって扱いが変わります。

これは結果の欄と直結しています。自分で決められないことを書くと、できたかできなかったかの判定ができません。丸もバツもつけられないまま、その行だけが宙に浮きます。それが並ぶと、シート全体が信用できないものになります。結果欄に丸かバツをつけられる書き方かどうか。これが、計画に書いていいことの線引きです。

5番目にも触れておきます。計画は変えていいものです。守れなかったから失敗、ではありません。高校生は予定がよく変わります。部活の練習が延びる、体調を崩す、学校の課題が急に増える。そのたびに全部を作り直す必要はありません。優先順位が分かっていれば、その場で下から削るだけで済みます。番号を振っておく本当の理由は、ここにあります。

計画表が続かない人がやっていること

計画表を印刷したのに使わなくなった、という声はよく聞きます。続かないのは意志の弱さではなく、使い方に原因があることがほとんどです。竹内個別で生徒を見ていると、崩れ方はだいたい2つのパターンに絞られます。どちらも、気づいて直せば元に戻せるものです。自分がどちらに当てはまるかを確認してください。

予定を詰めすぎている

計画表が続かない2つの原因

いちばん多いのがこれです。空白のない計画表を作ってしまうケースです。計画を立てているときは気分が乗っているので、1日12時間ぶんの予定を書けてしまいます。しかし実際には、移動も食事も入浴もあります。1つ予定が遅れると、その後がすべて後ろにずれて、昼過ぎには計画表が意味をなさなくなります。最初は1日の7割くらいしか埋めないでください

空白があると、遅れたぶんをそこで吸収できます。埋まっていない時間があると不安になるかもしれませんが、崩れて使わなくなるより、余裕を持たせて続くほうが結果は出ます。もうひとつ、予定を細かく刻みすぎないことも大切です。30分単位で区切ると、そのとおりに進まなかったときの修正が追いつきません。まずは午前・午後・夜の3ブロックくらいの粗さで置いて、慣れてきたら細かくしてください。

結果を書いていない

もうひとつが、計画だけ書いて結果を書いていないケースです。この使い方だと、シートはただの予定表になります。予定表として使っていると、書いたのに達成できない日が続いたとき、シートを見るのが嫌になります。できなかったことだけが積み上がるからです。そこで書くのをやめてしまいます。結果の欄は、この状態を防ぐためにもあります。

できなかった事実を記録して、翌週の計画に反映するという流れができていれば、シートは反省文ではなく調整の道具になります。同じ場所でバツが続いたら、それは自分が悪いのではなく、置いた量が多いだけです。結果を書く時間も決めておくと続きます。その日の勉強を終えた直後がいちばん書きやすいタイミングです。翌朝にまとめて書こうとすると、細かい部分を忘れています。1日の最後に1分だけ使う、と決めてしまってください。

マスに何を書けばいいか分からないとき

計画表を印刷したものの、マスを前にして手が止まるという人もいます。枠は手に入ったけれど、何を何時間やればいいのかが分からない状態です。これは計画表の問題ではありません。やるべき教材と、その所要時間が決まっていないために起きます。逆に言えば、この2つが決まっていれば、あとは残り日数で割るだけで計画表は埋まります。竹内個別では、志望校のレベル別にどの参考書を、何時間かけて、どこまで仕上げるかをまとめた参考書ロードマップを配っています。

参考書1冊ごとに所要時間と目標正答率が入っているので、そのまま計画表に書き写せます。医学部・理系・文系の3種類が届きます。手順としては、まずロードマップでやる教材と所要時間の一覧を作ります。次に入試日までの残り日数を数え、総時間を日数で割ります。これで1日あたりに必要な時間が出ます。その数字を週の枠に置き、1日ぶんへ割り振る。計画表が埋まらないのは、この最初の一覧が無いからです

▶ 関連記事:勉強計画アプリおすすめ5選|受験生が本当に使うべきツールと注意点

よくある質問

勉強計画表は無料でダウンロードできますか?

できます。この記事の毎日シート・週間シートは、登録もメールアドレスの入力も不要でダウンロードできます。形式はPDFなので、開いてそのまま印刷して使えます。用紙はA4横を想定しています。1日1枚の毎日シートと、1週間に1枚の週間シートの2種類です。まとめて印刷しておくと続けやすくなります。週間シート1枚と毎日シート7枚をクリップで留めて机に置いておけば、朝に1枚めくるだけで始められます。

毎日シートと週間シートはどちらから使いますか?

週間シートが先です。まず1週間でやる範囲を決めて曜日に配分し、それを毎日シートで1日ずつ具体化します。2枚は縦軸の時間が5時から24時で揃えてあるので、週間シートで置いた予定をそのまま落とし込めます。逆の順番だと、1週間全体の配分を見ないまま1日を組むことになります。平日と土日で使える時間はまったく違うので、先に土日へ重いものを置いておくと収まりやすくなります。

「結果」の欄には何を書きますか?

計画したことができたか・できなかったかを書きます。丸とバツで構いません。途中まで進んだなら三角でも大丈夫です。長い振り返りは要りません。1週間ぶん並べたときに、いつも同じ科目や時間帯でバツが並んでいれば、そこが翌週に直す場所になります。反省のためではなく、次の計画を当てるための記録です。書くタイミングは、その日の勉強を終えた直後がおすすめです。翌朝にまとめて書こうとすると細かい部分を忘れています。1日の最後に1分だけ、と決めてしまってください。

計画通りに進まないときはどうすればいいですか?

崩れた1か所だけを直してください。全部を作り直す必要はありません。特定の科目にバツが偏っているなら見積もりが甘いか置いた時間帯が悪いか、曜日で偏っているならその日に量を入れすぎています。毎週少しずつ直せば、1か月ほどで自分に合った配分になります。直すときは量を減らす方向で考えてください。終わらなかったぶんを翌週に積み増すと、総量が膨らんでさらに崩れます。何かを入れたら、そのぶん別のものを削ってください。

1日にどれくらい予定を入れればいいですか?

最初は1日の7割くらいにしてください。空白がないと、1つ遅れただけで後ろが全部ずれます。移動・食事・入浴の時間も必ず要ります。埋まっていない時間があると不安になるかもしれませんが、崩れて使わなくなるより、余裕を持たせて続けるほうが結果につながります。予定を細かく刻みすぎないことも大切です。まずは午前・午後・夜の3ブロックくらいの粗さで置き、慣れてきてから細かくしてください。

計画表を作っても続きません。原因は何ですか?

多くは2つのどちらかです。ひとつは予定を詰めすぎていること、もうひとつは結果を書いていないことです。結果を書かずに予定表として使っていると、達成できない日が続いたときに見るのが嫌になります。できなかった事実を記録して翌週に反映する流れができていれば、シートは調整の道具になります。同じ場所でバツが続くのは、自分が悪いのではなく置いた量が多いというだけです。そこを減らせば戻せます。

マスに何を書けばいいか分かりません

枠の問題ではなく、そこへ入れる中身が決まっていないことが原因です。教材と所要時間の2つがそろえば、あとは入試日までの残り日数で割るだけです。竹内個別では志望校のレベル別に、参考書ごとの所要時間と目標正答率をまとめたロードマップを配っています。そのまま計画表に書き写せる形にしてあります。手順は、ロードマップで教材と所要時間の一覧を作り、入試日までの残り日数で総時間を割るだけです。1日あたりに必要な時間が出たら、週間シートに置いて毎日シートへ落とし込みます。

学校の宿題は計画表のどこに書きますか?

書き出しの段階で、他のものと一緒に全部書き出してください。そのうえでB(締切があるもの)として分類します。時間割に置くときは、自分の勉強であるAを先に置き、残った時間でBを終わらせる順番にしてください。宿題をやらなくていいという意味ではなく、順番の話です。宿題の中にも志望校のレベルに合ったものがあり、それはAとして扱います。すでに解ける問題の反復のように目標から遠いものは、完璧を目指さず完了させることを優先してください。時間を区切ると、思ったより短く終わることがほとんどです。

計画表はいつ書けばいいですか?

前日の夜に書いてください。翌日ぶんを寝る前に決めておけば、朝は1行目から手をつけるだけで始められます。朝からその日の中身を考えると、机に向かってすぐ手が止まります。何をやるか迷っている数分のあいだに、他のことへ手が伸びます。毎日シートは、その日の勉強を終えて結果を書いたあと、続けて翌日ぶんを書くのがいちばん続きます。週間シートは日曜の夜か月曜の朝に、1週間ぶんをまとめて組んでください。

月間や年間の計画表はありますか?

この記事で配っているのは毎日シートと週間シートの2枚です。年間の計画については、志望校のレベルによって組み方が大きく変わるため、一律のテンプレートでは対応しきれません。まずは週間シートで1週間を回せる状態を作ってから、長い期間の計画に進んでください。週の計画が崩れずに回るようになっていないと、月間や年間を作っても機能しません。順番としては、毎日と週間を1か月続けてから長期に手を伸ばすのが確実です。判断に迷う場合は個別に相談してください。

まとめ

大学受験用の勉強計画表として、毎日シートと週間シートの2枚を登録不要で配っています。A4横のPDFで、印刷してそのまま使えます。週間シートで1週間の枠を決め、毎日シートで1日ずつ具体化するという順番で使ってください。縦軸の時間が揃えてあるので、そのまま落とし込めます。この2枚には「結果」を書く欄があります。書くのは、計画したことができたか・できなかったかだけです。

計画は立てた時点では当たっていないので、予定と実績を並べてズレを見つけ、翌週の計画を直すために使います。反省するための欄ではありません。続かなくなる原因は、予定を詰めすぎているか、結果を書いていないかのどちらかがほとんどです。最初は1日の7割だけ埋めてください。そして崩れたときは、全部を作り直さず崩れた1か所だけを直す。この進め方なら、1か月ほどで自分に合った配分に落ち着きます。

埋める順番にも決まりがあります。動かせない予定を先に入れ、次にA、残った時間でBという順です。Aは志望校に直結する自分の勉強、Bは締切のある宿題を指します。多くの人はBから埋めるので、Aに使う時間が残りません。書くのは前日の夜、時間の見積もりは感覚の1.3倍。この2つを足すだけでも、崩れ方はかなり減ります。計画に書いていいのは、自分だけで結果を決められることだけです。

毎日シートをダウンロード(PDF)

週間シートをダウンロード(PDF)

著者:竹内個別戦略室 尾崎侑絃(岐阜大学医学部医学科卒業・医師免許保持)
監修:竹内個別塾長 竹内壮志(名古屋大学工学部卒業)

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