徳島大学医学部の配点と対策|共テが総合の70.4%
徳島大学医学部医学科の配点は、共通テスト950点に対して個別テスト400点。比率にすると1対0.42で、総合1,350点の70.4%が共通テストで決まります。竹内個別がこれまで配点を整理してきた15校のなかで、最も共通テストに寄った設計です。これまで最も共テ寄りだった山口大学の1対0.63を、大きく上回ります。
この比率が意味するのは単純です。二次試験で挽回できる幅が、構造的に小さいということですね。個別テストは400点しかなく、総合に占める割合は29.6%にとどまります。共通テストで積んだ得点が、そのまま合否に反映される設計だと考えてください。
個別テストの中身も特徴的です。数学200点と外国語200点の2科目だけで、理科がありません。理科は共通テストのみで問われ、しかもそこでは300点と傾斜がかかっています。秋田大学と同じ構造ですが、徳島のほうがさらに極端だといえます。理科の対策をどこまでやるかが、他の大学とは変わってくるということですね。
そして竹内個別としてお伝えしたいのは、この配点の意味です。私たちが医学部志望の生徒に「共通テストが最優先」とお伝えし続けているのは、こういう大学があるからです。二次試験の対策があまりうまくできていなくても、共通テストさえきちんと取れていれば届く大学があるということですね。この記事では令和9年度入学者選抜要項から配点を整理したうえで、その中身をお伝えします。竹内個別は大学受験全般に対応するオンライン個別指導塾です。配点の読み解きと方針の解説としてお読みください。
この記事でわかること
- 徳島大学医学部の共通テスト・個別テストの配点(大学公式)
- 総合の70.4%が共通テストで決まるという比率の意味
- 二次に理科がないことと、共通テストの理科300点という傾斜
- 共通テストで630点に達しない場合の2段階選抜
- 難問対策がどこまで必要か
徳島大学医学部の配点【大学公式】
以下は徳島大学が公表している数字です(出典:徳島大学「令和9年度入学者選抜要項」)。なお医学科の募集人員は要項の時点で「調整中」とされているため、確定後に大学ホームページで確認してください。まず共通テストから見ていきます。共通テストと個別テストで比重が大きく違うので、分けて見ていきます。まず全体像を押さえてください。
共通テストは6教科8科目・950点
共通テストの配点は国語150点・地歴公民50点・数学200点・理科300点・外国語200点・情報Ⅰ50点で、合計950点です。理科が300点で最も重く、国語150点・地歴公民50点は他大学より軽い扱いになります。傾斜のかけ方に明確な意図がある配点だということですね。理科に何が求められるかは、後ほど詳しく整理します。
| 教科 | 配点 | 共テ内の比率 |
|---|---|---|
| 理科 | 300 | 31.6% |
| 数学 | 200 | 21.1% |
| 外国語 | 200 | 21.1% |
| 国語 | 150 | 15.8% |
| 地歴公民 | 50 | 5.3% |
| 情報Ⅰ | 50 | 5.3% |
| 合計 | 950 | 100% |
多くの国公立医学部では、共通テストの国語は200点で扱われます。徳島は150点とやや軽く、地歴公民も50点にとどまります。そのぶん理科に300点が振られているという構造です。理科の重みが際立つ配点だといえるでしょう。文系科目を軽くして理科に寄せた設計だといえます。理科の重みが際立つ配点です。文系科目に時間を割く比重は下がります。
なお共通テストの英語は換算が入ります。リーディング100点満点を200点満点に、リスニング100点満点を50点満点に換算し、合計250点満点を各学科の定める配点に換算する形です。リーディングの比重が高い扱いになります。リーディングの比重が高い扱いになるということですね。リスニングを免除された場合はリーディングの得点のみが使われます。
個別テストは数学と外国語の400点
個別テストは数学200点・外国語200点の合計400点です。理科・国語・小論文は課されません。面接は実施されますが、要項には「●印を付し点数化していない教科・科目等の評価を含めて、総合判定とします」と記載されており、配点はありません。二次で問われる科目が2つしかないということですね。理科の記述対策が要らないということですね。
| 科目 | 配点 | 二次内の比率 |
|---|---|---|
| 数学 | 200 | 50.0% |
| 外国語 | 200 | 50.0% |
| 面接 | ●(配点なし) | — |
| 合計 | 400 | 100% |
個別テストで問われるのは、実質的に数学と外国語の2科目だけということですね。しかも400点は総合1,350点の29.6%にとどまります。二次で挽回できる幅が構造的に小さいということでもあります。理科の記述対策が要らない点も押さえておいてください。国語も小論文も課されません。二次で挽回できる幅が小さいということでもあります。
科目ごとに合算するとこうなります
共通テストと個別テストを足すと、総合1,350点の内訳が見えてきます。合否を決めるのはこの数字なので、共通テスト単体の比率と混同しないよう注意してください。時間配分は合算した数字を基準に決めてください。同じ科目でも、共テ内で見るか総合で見るかによって位置づけが変わります。ここが徳島の対策を考えるうえで重要になります。
| 科目 | 共テ | 個別 | 合計 | 総合比 |
|---|---|---|---|---|
| 数学 | 200 | 200 | 400 | 29.6% |
| 外国語 | 200 | 200 | 400 | 29.6% |
| 理科 | 300 | — | 300 | 22.2% |
| 国語 | 150 | — | 150 | 11.1% |
| 地歴公民 | 50 | — | 50 | 3.7% |
| 情報Ⅰ | 50 | — | 50 | 3.7% |
| 合計 | 950 | 400 | 1,350 | 100% |
数学と外国語が各400点で最も重く、理科が300点で続きます。この3科目で1,100点、総合の81.5%です。ただし理科は共通テストだけで積む点数なので、マーク式の対策だけで22.2%を取れるという見方もできます。ここが徳島の対策を考えるうえで重要になります。理科は共通テストだけで積む点数だという点を押さえてください。
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15校で最も共通テストの比重が高い大学です
竹内個別がこれまで配点を整理してきた医学部と並べると、徳島の位置がはっきりします。同じ「国公立医学部」でも、共通テストと二次の比重には大きな開きがあります。この比率が変われば、いつ何を始めるべきかという計画そのものが変わってきます。志望校を絞り込む段階で必ず確認しておきたい情報です。まず一覧で確認してください。
| 大学 | 共テ:二次 |
|---|---|
| 徳島 | 1 : 0.42 |
| 山口 | 1 : 0.63 |
| 秋田 | 1 : 0.67 |
| 琉球 | 1 : 0.8 |
| 香川 | 1 : 0.97 |
| 高知 | 1 : 1.05 |
| 信州 | 1 : 1.2 |
| 神戸 | 1 : 1.26 |
| 大阪公立 | 1 : 1.33 |
| 北海道 | 1 : 1.67 |
| 岡山 | 1 : 2 |
| 広島 | 1 : 2 |
| 東京科学 | 1 : 2 |
| 金沢 | 1 : 2.21 |
| 京都 | 1 : 3.6 |
| 東北 | 1 : 4 |
徳島が最も共通テストに寄っています。総合1,350点のうち共通テストが950点で、70.4%を占める計算です。表の反対側にある東北大学(1対4)は二次で8割が決まるので、必要な準備の中身がまったく違うということですね。同じ国公立医学部でも、これだけの開きがあります。同じ国公立医学部でも、これだけの開きがあるということですね。
この比率は計画の立て方に直結します。二次比率が高い大学ほど、二次対策の着手を早める必要があるからです。徳島の場合、その切迫感は最も小さくなります。共通テストの完成度を高める作業が、そのまま総合点の7割を作ることになるからですね。共通テスト対策が、そのまま志望校対策になるということです。二次対策を前倒しにする必要は、他の大学より小さくなります。

竹内個別が「共通テストが最優先」と言う理由がここにあります
竹内個別は医学部志望の生徒に、一貫して「共通テストが最優先」とお伝えしています。この方針には理由があります。徳島大学のような配点の大学が存在するからです。この記事で最もお伝えしたいのは、この点になります。まず具体的に説明します。まず具体的に説明します。方針の根拠がここにあるということですね。以下で具体的に説明します。
具体的にどういうことか。徳島では総合1,350点のうち950点が共通テストで、個別テストは400点しかありません。しかもその個別テストは数学と外国語の2科目だけです。つまり二次試験の対策があまりうまくできていなくても、共通テストさえきちんと取れていれば届くということですね。二次対策が万全でなくても勝負できる設計だということですね。
これは他の大学では成立しない話です。東北大学のように二次で8割が決まる大学では、共通テストをどれだけ取っても二次で崩れれば届きません。共通テストで積んだ得点が、そのまま合否に反映される大学があるという事実が、共通テスト最優先という方針を支えています。共通テストで積んだ得点が、そのまま合否に反映される大学があるということですね。
だからこそ、共通テストの得点は「選べる受験校の幅」そのものになります。医学部志望の受験生は、共通テストが終わってから受験校を決めることになるのが普通です。そのときに徳島のような大学を選択肢に持てるかどうかは、共通テストの結果で決まります。共通テストを固めておくことが、最後の選択肢を増やすということですね。
▶ 関連記事:医学部の共通テストボーダーは何割?戦略と目安を解説
▶ 関連記事:山口大学医学部の配点と対策|共テの比重が最も高い
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二次に理科がない。共通テストの理科は300点
徳島の個別テストは数学と外国語だけで、理科がありません。理科は共通テストのみで問われます。そしてその共通テストでは、理科に300点という配点が振られています。共テ950点のうち31.6%を占め、6教科のなかで最も重い扱いです。6教科のなかで最も重い扱いになっています。理科の対策が共通テストだけで完結するということですね。
この構造は秋田大学と同じです。竹内個別は秋田の記事で、次のようにお伝えしました。理科は合格問題集のような難しい問題集まで不要で、共通テストの形式に絞れます。やる問題集も勉強時間も減るということですね。二次試験で記述の対策をする必要がないためです。記述の練習に時間を使う必要がないためです。範囲が絞られるということですね。
ただし、そのぶん完成度が求められます。共テ950点のうち300点を占める科目で、範囲が絞られるということは落とせないということでもあるからです。マーク式に絞れるぶん、そこでの取りこぼしが直接響きます。負荷が減る代わりに、精度が上がるという関係になります。共通テストの理科は基礎的な出題が中心なので、受験生の得点が固まりやすい科目でもあります。
徳島の場合、秋田よりさらに理科の比重が高くなっています。秋田は共テ600点中200点(33.3%)でしたが、徳島は共テ950点中300点(31.6%)で、総合に占める割合では徳島が22.2%と大きくなります。理科を共通テストの形式で仕上げ切ることが、そのまま総合点に効くということですね。共通テストの理科を仕上げ切ることが、そのまま総合点に効きます。
▶ 関連記事:秋田大学医学部の配点と対策|二次に理科がない

共通テストで630点に達しないと2段階選抜
徳島の2段階選抜には、明示された条件があります。要項にはこう記載されています(出典:徳島大学「令和9年度入学者選抜要項」)。数字が公表されている大学は少数です。まず要項の記載を確認してください。この条件は前期日程に適用されます。前期日程に適用される条件です。倍率だけでなく、得点そのものが条件になっている点が他大学と違います。
> 医学部医学科(前期日程)の試験実施に当たっては、大学入学共通テストの成績において、本学科の指定する各科目の合計点が630点(配点合計950点満点)に達していない場合は、2段階選抜を実施します。また、630点以上に達していても入学志願者数が募集人員の上記に定める倍率を超えた場合には、2段階選抜を実施することがあります
630点は950点満点の66.3%にあたります。この水準に達していない場合、2段階選抜が実施されるということですね。さらに630点を超えていても、志願者数が一定の倍率を超えれば2段階選抜が行われることがあります。条件が2つあると理解してください。まずこのラインを越えることが前提になります。志願者が少ない年でも、この得点に届かなければ対象になります。
なおこの950点は傾斜をかけたあとの配点です。共通テストの素点そのままではなく、理科300点・国語150点といった配点に換算した合計で判定されます。理科の比重が高い配点で計算されるということですね。素点で66.3%ではない点に注意してください。理科の比重が高い配点で計算されます。素点の66.3%ではない点に注意してください。
大阪公立大学にも「共通テストの素点1,000点満点中700点以上」という条件がありました。絶対ラインを明示している大学は少数ですが、存在します。数字が公表されている以上、そこから逆算して目標を立てられるという利点もあります。2段階選抜の実施の有無は、令和9年2月に大学から知らされます。目標を数字で立てられるという点では、むしろ計画が組みやすい大学だといえます。
▶ 関連記事:大阪公立大学医学部の配点と対策|理系3科目で88.9%
難問対策は不要。数学と外国語を確実に取る
徳島の個別テストに、難問対策は不要です。竹内個別の判断では、典型問題を100%取り切れる状態を作ることが目標になります。上級問題精講のような難関大向けの問題集まで進める必要はありません。この判断は過去問の水準から出しているものです。配点の形と出題の難易度は分けて考える必要があります。2科目だけなので、対策の範囲も限られます。
竹内個別はこれまで整理してきた医学部を、二次試験で求められる到達度によって3段階に分けています。同じ医学部でも必要な到達点は大学ごとにかなり違うため、一律の対策をすると足りないかやりすぎるかのどちらかになるからです。志望校がどの段階に入るかで、使う問題集のレベルが変わってきます。この判断を早い段階で固めておくと、教材選びで迷う時間が減ります。
| 段階 | 内容 | 該当する大学 |
|---|---|---|
| A | 典型問題を100%。難問対策は不要 | 香川・東邦・岡山・鳥取・秋田・高知・琉球・福岡・金沢・山口・徳島 |
| B | 難問対策は不要だが、難問が解けるレベルまで仕上げる | 神戸・信州・広島・大阪公立 |
| C | 難問対策が必要。上級問題精講レベルまで | 京都・慶應・北海道・東京科学 |
徳島はAに入ります。個別テストは数学と外国語の2科目だけなので、対策の範囲も限られます。標準的な問題集を穴なく仕上げることが目標です。新しい問題集を積み増すより、いま持っている1冊の正答率を100%に近づけるほうが得点に直結します。手を広げるほど1冊あたりの完成度は下がるので、教材は絞ってください。
そして重要なのは、二次が2科目しかないぶん、共通テスト対策の重要性がさらに上がるという点です。個別テストで稼げる幅が400点しかないのですから、共通テスト950点をどこまで積めるかが勝負になります。二次の負担が軽い大学ほど、共通テストで決まるということですね。共通テスト950点をどこまで積めるかが勝負になります。
▶ 関連記事:医学部受験の対策と勉強法|典型問題100%が合格の鍵
配点から必要な得点は見えても、そこに届くまでに何をどの順で何時間やるかは別の話です。参考書ごとの所要時間と目標正答率まで入ったロードマップを無料でお配りしています。
面接は点数化されません
徳島の前期日程では面接が実施されますが、配点はありません。要項の配点表では面接の欄に●印が付いており、「●印を付し点数化していない教科・科目等の評価を含めて、総合判定とします」と注記されています。得点として加算される仕組みではないということですね。配点表の記号が何を指すかは、注記まで読まないと分かりません。
この扱いは山口大学・大阪公立大学・東京科学大学と同じです。面接を実施したうえで点数化しないという形になります。学科の得点で合否がほぼ決まると考えて差し支えありません。ただし総合判定の材料には含まれるので、受け答えが成立しない状態は避けてください。面接を課しつつ点数化しない大学が、一定数あるということですね。
対策の時期については、他の大学と同じです。面接対策は共通テストが終わってからで構いません。志望校が確定しないと面接の中身を組み立てられないためです。共通テストの結果を見て受験校が変わることは普通にあります。確定していない大学の面接練習に、共通テスト前の時間を使うのは効率が悪いということですね。学科試験の仕上げが先だと考えてください。
学科試験で合格圏に入ることが先で、面接はそのあとに準備する。この順番は徳島でも変わりません。ただし志望動機と、医師を目指す理由を自分の言葉で説明できる状態は作ってください。共通テスト後からの準備でも、そこまでは十分に間に合います。志望動機と、医師を目指す理由の2つが説明できれば十分です。共通テスト後からの準備でも間に合います。
▶ 関連記事:医学部の面接対策|よく聞かれる質問10選と回答の方向性を解説
▶ 関連記事:富山大学医学部の配点と対策|共テ58.8%・推薦が4割
徳島大学を目指すなら、優先順位はこうなります
ここまでの内容を整理します。配点と選抜条件から逆算すると、対策の優先順位は次のようになります。徳島は共通テストの比重が15校で最も高く、二次の科目も限られている大学です。以下は総合1,350点という配点を前提にしたものだと考えてください。共通テストを軸に組み立てるという一点に集約されます。出願前に確認しておいてください。
- 共通テストが最優先。総合1,350点の70.4%がここで決まる
- 共通テストで630点(66.3%)に達しないと2段階選抜
- 理科は共通テストのみ。共テ950点中300点と最も重い
- 理科は共通テスト形式に絞れる。ただしそのぶん完成度が求められる
- 二次は数学200点・外国語200点の2科目のみ
- 難問対策は不要。典型問題を100%取り切る
- 二次が2科目だけなので、共通テストの重要性がさらに上がる
- 面接は点数化されない。対策は共通テスト後から
このなかで軸になるのが、上から1つ目です。総合の70.4%が共通テストで決まる以上、そこを固めることがすべての前提になります。二次で挽回できる幅は400点しかありません。共通テストの完成度が、そのまま合否に直結する設計だということですね。共通テストの完成度が、そのまま合否に直結する設計です。ここを外すと、他をどれだけ積んでも届きません。
そして理科の扱いが特徴的です。共通テストの形式に絞って対策できるぶん、記述の練習に時間を使う必要がありません。やる問題集も勉強時間も減ります。ただしそのぶん完成度が求められます。共テ950点のうち300点を占める科目なので、マーク式での取りこぼしが直接響くからです。共テ950点のうち300点を占める科目なので、マーク式での取りこぼしが直接響きます。
最後に、この大学が持つ意味についてお伝えします。竹内個別が「共通テストが最優先」と言い続けているのは、徳島のような大学があるからです。二次対策が十分でなくても、共通テストさえ取れていれば届く大学が存在します。共通テストの得点は、最後に選べる受験校の幅そのものになるということですね。竹内個別では最初の計画相談会で、この逆算から全体の方針を決めていきます。
FAQ
Q1. 徳島大学医学部は共通テストと二次のどちらが重いですか?
A. 共通テストです。共テ950点・個別400点で比率は1対0.42、総合1,350点に占める割合は共テ70.4%・二次29.6%となります。竹内個別がこれまで整理してきた15校のなかで最も共通テストに寄った配点で、山口大学の1対0.63をさらに上回ります。二次で挽回できる幅が構造的に小さい設計です。
Q2. 二次試験に理科はありますか?
A. ありません。個別テストは数学200点・外国語200点の2科目だけです。理科は共通テストのみで問われ、そこでは300点という配点になっています。共テ950点の31.6%を占め、6教科のなかで最も重い扱いです。秋田大学と同じ構造ですが、徳島のほうが理科の比重は高くなっています。秋田大学と同じ構造だといえます。
Q3. 理科はどこまで対策すればいいですか?
A. 共通テストの形式に絞って構いません。二次で記述の対策をする必要がないため、合格問題集のような難しい問題集まで進める必要もありません。ただしそのぶん完成度が求められます。共テ950点のうち300点を占める科目なので、マーク式での取りこぼしがそのまま総合点に響きます。マーク式での取りこぼしがそのまま総合点に響きます。
Q4. 共通テストの足切りラインはありますか?
A. あります。要項には「指定する各科目の合計点が630点(配点合計950点満点)に達していない場合は、2段階選抜を実施します」と明記されています。630点は66.3%にあたります。さらに630点以上でも、志願者数が一定の倍率を超えれば2段階選抜が実施されることがあります。この950点は傾斜をかけたあとの配点です。
Q5. 二次試験に難問対策は必要ですか?
A. 不要です。典型問題を100%取り切ることが目標になります。上級問題精講のような難関大向けの問題集まで進める必要はありません。個別テストは数学と外国語の2科目だけなので、対策の範囲も限られます。むしろ二次が2科目しかないぶん、共通テスト対策の重要性がさらに上がると考えてください。むしろ共通テスト対策の重要性が上がると考えてください。
Q6. 面接に配点はありますか?
A. ありません。要項の配点表では面接の欄に●印が付いており、点数化していない教科・科目等の評価を含めて総合判定すると注記されています。山口・大阪公立・東京科学と同じ扱いです。対策は共通テスト後で構いませんが、志望動機と医師を目指す理由は自分の言葉で説明できる状態にしてください。対策は共通テスト後で構いません。
Q7. 共通テストの英語はどう換算されますか?
A. リーディング100点満点を200点満点に、リスニング100点満点を50点満点に換算し、合計250点満点を各学科の定める配点に換算します。リーディングの比重が高い扱いです。なおリスニングを免除された受験者については、リーディングの得点のみが利用されます。リーディングの比重が高い扱いだということですね。
Q8. 募集人員は何人ですか?
A. 令和9年度入学者選抜要項の時点では「調整中」とされています。確定次第、大学ホームページで公表されるとのことです。出願を検討する段階で必ず最新の情報を確認してください。なお2段階選抜の実施の有無についても、令和9年2月に大学から知らされます。2段階選抜の実施の有無についても、令和9年2月に知らされます。
まとめ
徳島大学医学部医学科の配点は、共通テスト950点に対して個別テスト400点。比率は1対0.42で、総合1,350点の70.4%が共通テストで決まります。竹内個別が整理してきた15校のなかで最も共通テストに寄った設計です。山口大学の1対0.63をさらに上回ります。二次で挽回できる幅は400点しかありません。
個別テストは数学200点・外国語200点の2科目だけで、理科がありません。理科は共通テストのみで問われ、そこでは300点という最も重い配点になっています。理科は共通テストの形式に絞って対策できるぶん、やる問題集も勉強時間も減ります。ただしそのぶん完成度が求められるということですね。負荷が減る代わりに、精度が上がるという関係になります。
2段階選抜には明示された条件があります。要項には「指定する各科目の合計点が630点(配点合計950点満点)に達していない場合は、2段階選抜を実施します」と記載されています。630点は66.3%にあたります。数字が公表されている以上、そこから逆算して目標を立てられるということですね。この950点は傾斜をかけたあとの配点です。
二次試験に難問対策は不要で、典型問題を100%取り切ることが目標です。個別テストが数学と外国語の2科目だけなので、対策の範囲も限られます。むしろ二次が2科目しかないぶん、共通テスト対策の重要性がさらに上がります。面接は点数化されず、対策は共通テスト後で構いません。むしろ共通テスト対策の重要性が上がると考えてください。
そして最後に、この大学が持つ意味をお伝えします。竹内個別が医学部志望の生徒に「共通テストが最優先」と言い続けているのは、徳島のような大学があるからです。二次試験の対策が十分でなくても、共通テストさえきちんと取れていれば届く大学が存在します。共通テストの得点は、最後に選べる受験校の幅そのものになるということですね。志望校の候補が固まってきたら、必ず入学者選抜要項で配点を確認してください。偏差値表には現れない情報が、そこにあります。
著者:竹内個別戦略室 尾崎侑絃(岐阜大学医学部医学科卒業・医師免許保持)
監修:竹内個別塾長 竹内壮志(名古屋大学工学部卒業)


