鳥取大学医学部の配点と対策|共テのほうが二次より重い
鳥取大学医学部医学科の配点で最も重要なのは、共通テスト920点に対して二次試験が700点という点です。共テ対二次は1対0.76。共通テストのほうが配点が大きいという設計で、総合1,620点のうち56.8%が共通テストで決まります。国公立医学部では二次に重心を置く大学が多いなかで、鳥取は逆方向に振れています。
この配点が意味するのは、竹内個別が医学部志望の生徒に一貫してお伝えしている「共通テストが最優先」という方針が、最も素直に当てはまる大学だということです。そして竹内個別の見方では、こうした大学は地方に多くあります。偏差値が比較的低めで、共通テストの比重が高い。だからこそ、そこにきちんと出願できる力をつけることが、医学部合格の現実的なルートになります。
さらに対策の優先順位も変わってきます。鳥取では二次の難問対策は不要です。それに時間を使うくらいなら、共通テストの国語・社会・情報に時間をかけるべきだというのが竹内個別の判断になります。他の大学とは優先順位が変わる、ということですね。この記事では令和8年度の学生募集要項から配点を整理したうえで、その中身をお伝えします。竹内個別は大学受験全般に対応するオンライン個別指導塾です。配点の読み解きと方針の解説としてお読みください。
この記事でわかること
- 鳥取大学医学部の共通テスト・二次試験の科目別配点(大学公式)
- 共通テストのほうが重い配点が何を意味するか
- 足切りが「613点」と点数で明示されていること
- 難問対策より共テの国語・社会・情報を優先すべき理由
- 3つの枠を併願できる仕組み
配点から必要な得点は見えても、そこに届くまでに何をどの順で何時間やるかは別の話です。参考書ごとの所要時間と目標正答率まで入ったロードマップを無料でお配りしています。
鳥取大学医学部の配点【大学公式】

まず配点を確認します。以下は鳥取大学が公表している学生募集要項に基づく数字です(出典:鳥取大学「令和8年度学生募集要項(一般選抜)」)。医学部医学科の入学定員は104人で、前期日程は一般枠53人・とっとり医療人養成枠7人・地域枠(鳥取県11人/兵庫県2人/島根県5人)という構成です。このほかに学校推薦型選抜Ⅱが26人あります。
| 区分 | 国語 | 地歴公民 | 数学 | 理科 | 外国語 | 情報 | 面接 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 共通テスト | 200 | 100 | 200 | 200 | 200 | 20 | — | 920 |
| 個別(二次) | — | — | 200 | 200 | 200 | — | 100 | 700 |
| 総計 | 200 | 100 | 400 | 400 | 400 | 20 | 100 | 1,620 |
共通テストは920点、個別試験は700点です。共通テストのほうが220点多いという配点になっています。国公立医学部では二次に重心を置く大学が多いので、これは珍しい設計だといえるでしょう。共通テストの英語はリーディング160点・リスニング40点に換算されるため、比率は4対1です。二次試験では数学・理科・外国語の3科目に加えて面接100点が課されます。後期日程は実施されていません。
科目ごとに合算するとこうなります
| 科目 | 合計配点 | 全体比(1,620点中) |
|---|---|---|
| 数学 / 理科 / 外国語 | 各400 | 各24.7% |
| 国語 | 200 | 12.3% |
| 面接 | 100 | 6.2% |
| 地歴・公民 | 100 | 6.2% |
| 情報 | 20 | 1.2% |
数学・理科・外国語が各400点で完全に同率です。神戸大学や信州大学と同じ構造ですね。どれか1科目に賭ける戦い方が成立しないため、苦手科目を作らないことが前提になります。そして注目していただきたいのが国語200点(12.3%)という数字です。国語は共通テストのみで課される科目ですが、それでも面接100点や地歴公民100点を上回る配点を持っています。この点は後ほど詳しく扱います。
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共通テストのほうが重い、という配点の意味

竹内個別がこれまで配点を整理してきた国公立医学部と並べると、鳥取の位置づけがはっきりします。同じ「国公立医学部」という括りでも、共通テストと二次の比重はここまで開きがあります。偏差値表を眺めているだけでは、この違いは見えてきません。志望校を選ぶ段階で必ず確認しておくべき情報だといえるでしょう。
| 大学 | 共テ:二次 |
|---|---|
| 鳥取 | 1 : 0.76 |
| 香川 | 1 : 0.97 |
| 信州 | 1 : 1.2 |
| 神戸 | 1 : 1.26 |
| 岡山 | 1 : 2 |
| 京都 | 1 : 3.6 |
鳥取だけが、共通テストのほうが配点が大きいという結果になりました。京都大学が1対3.6で二次に極端に寄っているのとは正反対の設計です。同じ医学部を目指すのに、必要な準備の中身がここまで変わるということですね。竹内個別の見方では、難易度の高い大学ほど二次試験の比率が高くなる傾向があります。鳥取の配点は、その逆側に位置しているといえるでしょう。
そしてここが重要な点です。竹内個別は医学部志望の生徒に対して一貫して「共通テストが最優先」とお伝えしていますが、鳥取のような大学の存在が、その方針の根拠そのものになっています。共通テストの得点がそのまま合否を左右する大学が、実際に存在するからです。二次で挽回するという発想が通用しにくい配点だ、と言い換えることもできます。共通テストを軽く見た受験生から順に、選択肢を失っていくことになります。
さらに竹内個別の見方では、こうした共通テスト重視型の大学は地方に多くあります。偏差値が比較的低めに設定されている大学ほど、二次の比重が下がる傾向があるということですね。鳥取だけが特殊なのではなく、同じタイプの大学が他にもあるということです。つまり、共通テストで高得点を取れる状態を作っておけば、出願できる選択肢が確実に増えるという構造になっています。
だからこそ、そこにきちんと出願できる力をつけることが大事になります。医学部受験の実情として、「この大学にしか行きたくない」という受験生より「とにかくどこでもいいから医学部に行きたい」という受験生のほうが多くなります。その層にとって、鳥取のような大学は現実的な合格ルートのひとつです。そしてその扉を開ける鍵が共通テストの得点である以上、そこに時間を集中させるのは合理的な判断だといえるでしょう。
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足切りは613点。点数で明示されています
鳥取大学医学部医学科の第1段階選抜について、要項には具体的な数字が記載されています。多くの大学は「志願者数が募集人員の◯倍を超えた場合」という条件付きで予告しますが、鳥取の書き方は少し違います。得点そのものでラインが引かれているためです。受験生にとっては目安が立てやすい反面、読み方を誤ると危険な数字でもあります。まず原文を確認してください。
> 前期日程の医学部医学科において、指定する大学入学共通テストの教科・科目の合計得点が920点満点中613点以上の者を第1段階選抜の合格者とし、その合格者に対して個別学力検査等を実施します。 > (出典:鳥取大学「令和8年度学生募集要項(一般選抜)」)
得点率にすると66.6%です。岡山大学の68%、京都大学の70%と近い水準ですが、鳥取が特徴的なのは倍率ではなく点数そのもので切るという点です。多くの大学は「志願者数が募集人員の◯倍を超えた場合」という条件を付けますが、鳥取は志願者数に関わらず613点というラインを設けています。出願者が少ない年でも緩和されない、と読むのが自然でしょう。第1段階選抜の結果は2月10日に発送されます。
この数字の扱い方は、これまでの大学と同じです。613点は下回ってはいけない線であって、目標にする数字ではありません。足切りを通過することと、合格することはまったく別の話になります。目標として使うべきなのは実際の合格ラインのほうです。さらに言えば、合格最低点だけを見るのではなく合格者平均まで意識できると、目標設定の精度が上がります。
具体的な数字が公表されていると、つい安心材料にしてしまいがちですが、そこは切り分けてください。66.6%で通過できるのは第1段階選抜までであって、そこから二次700点の勝負が始まります。しかも鳥取は共通テストの配点のほうが大きい大学です。共通テストで613点ぎりぎりの状態から合格するのは、現実的とは言えないでしょう。最初の目標設定を低く置かないことが大切になります。
難問対策より、共テの国語・社会・情報に時間を配る

鳥取の二次試験対策について、竹内個別の方針ははっきりしています。典型問題を100%取り切ること。難問対策は不要です。香川大学・東邦大学・岡山大学と同じ考え方になります。医学部だから特別に難しい問題が出るという思い込みは、多くの場合むしろ邪魔になります。差がつくのは典型問題の取りこぼしのほうだからです。
竹内個別は大学のレベルに応じて、難問への向き合い方を3段階に分けて考えています。同じ国公立医学部でも、必要な到達点は大学によってかなり違うからです。一律の対策をすると、足りないかやりすぎるかのどちらかになってしまいます。鳥取は最も基本的な段階、つまり典型問題の完成を目指す層に当たります。上のレベルまで積み上げる必要がないぶん、時間の余裕が生まれるということですね。
| 大学のタイプ | 方針 |
|---|---|
| 鳥取・香川・東邦・岡山 | 典型問題を100%取り切る。難問対策は不要 |
| 神戸・信州 | 難問対策は不要だが、難問が解けるレベルまで進める |
| 京都・旧帝大 | 難問対策が必要。上級問題精講レベルまで |
そして鳥取で特に強調したいのが、その時間をどこに回すかです。難問対策をしないなら、その時間は別のどこかに使えることになります。竹内個別の判断はこうです。難問対策に時間を使うくらいなら、共通テストの国語に時間をかけなければいけない。社会に時間をかけなければいけない。情報に時間をかけなければいけない。そういった優先順位になります。
理由は配点にあります。国語は200点で全体の12.3%、地歴公民は100点で6.2%、情報は20点。この3つを合計すると320点、全体の19.8%になります。二次試験の学科3科目が合計600点であることを踏まえても、決して小さい数字ではありません。二次の難問に手を伸ばして得られる数点よりも、共通テストの文系科目で確実に積み上げる数十点のほうが大きいということですね。
ここが他の大学と優先順位が変わる部分です。たとえば京都大学では、二次の国語150点について「ほぼないものとして扱い、英語・数学・理科で取る」という方針をお伝えしています。ところが鳥取では逆で、共通テストの国語にきちんと時間をかけるべきだという結論になります。同じ「国語」でも、大学の配点構造によって扱いが正反対になるわけですね。
竹内個別の考えでは、共通テストの国語は努力が報われる科目です。現代文には解き方のスキルがありますし、古文・漢文は知識で取れる範囲が広いからです。医学部志望は数学や英語が得意な生徒が多いぶん、周りが手薄な国語で差をつけやすいという側面もあります。鳥取のように国語200点が課される大学では、この特性がそのまま得点差になります。
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3つの枠を併願でき、優先順位が決まっています
鳥取のもうひとつの特徴が、前期日程の募集枠の仕組みです。一般枠・とっとり医療人養成枠・地域枠(鳥取県枠/兵庫県枠/島根県枠)という複数の枠があり、これらは併願が可能です。しかも判定には優先順位が定められています。多くの大学では地域枠と一般枠は別々の出願になりますが、鳥取は仕組みが違うということですね。この構造は知っておく価値があります。
要項によると、3つを併願した場合の判定は次の順で行われます。まず地域枠(鳥取県枠)で判定し、そこで合格とならなかった場合はとっとり医療人養成枠の選抜対象になります。さらにそこでも合格とならなかった場合、一般枠として選抜されるという流れです。一般枠と地域枠の併願なら地域枠が優先され、一般枠と養成枠の併願なら養成枠が優先されます。
なお地域枠の募集人員は、地域の医師確保のための臨時的な増員分であり、一般枠とは別枠で選抜されます。つまり一般枠53人の枠を地域枠の受験生と奪い合う構造ではない、ということです。また、とっとり医療人養成枠の7人は、選抜結果によっては一般枠に振り替えられることがあると記載されています。募集人員の数字は固定ではないと理解しておいてください。
判断の材料としてお伝えしておくと、地域枠には卒業後の勤務地が固定される場合があります。竹内個別が地域枠について生徒に伝えているのは、本当に医師になるという覚悟が決まっていて、その土地で働くことを後で後悔しないと言い切れるなら問題ないということです。一方で、そこまで覚悟が固まっていない場合は、一般枠で入ることを考えたほうがよいかもしれません。
ただし地域枠を否定しているわけではありません。確実に医師になるという目的に対して、地域枠は非常に有利な選択肢です。実際に竹内個別からも、地域枠を使って医学部に入学した生徒がいます(鳥取大学ではなく他大学です)。制度の条件を正しく理解したうえで判断してください。知らないまま出願しないということが大事になります。
面接は100点。開始時期は共通テスト後です
鳥取大学医学部医学科の二次試験には面接があり、配点は100点です。総合1,620点に対して6.2%にあたります。香川大学と同じ配点ですね。国公立医学部では面接に配点を置かない大学(岡山・京都・神戸など)もあれば、信州大学のように150点を配点する大学もあり、扱いは大きく分かれます。鳥取では自己評価シートと調査書が面接の参考資料として活用されます。
竹内個別の面接対策の方針は、共通テストのあとに始めるというものです。大学ごとに形式と特色を調べ、その大学に向けた内容を組み立てるため、志望校が確定していないと作りようがないからです。個人面接なのか集団形式なのかという確認から入り、大学のホームページを見て何に力を入れている大学かを調べます。汎用的な回答例をなぞるのではなく、その大学に向けた内容に仕上げていくということですね。
そして医学部受験の実情として、もともと第一志望だった大学をそのまま受験できる人はそれほど多くありません。共通テストの結果を見て出願先が変わるのが普通です。だからこそ、面接に早くから時間を使うのではなく、共通テスト以降に面接対策の時間を確保できるよう逆算するという考え方になります。具体的には11月までに学科の対策を終えておくことです。
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鳥取大学を目指すなら、優先順位はこうなります

ここまでの内容を整理します。配点と選抜条件から逆算すると、対策の優先順位は次のようになります。どれも配点の数字と要項の条件から導かれるもので、一般論としての「医学部対策」とは力点が違ってきます。とくに文系科目の扱いは他大学と変わる部分なので、以下は鳥取の1,620点という配点を前提にしたものだと理解してください。
- 共通テストが最優先。総合の56.8%を占め、足切りもある
- 難問対策は不要。典型問題を100%取り切る
- その時間を共テの国語・社会・情報へ。合計320点=19.8%
- 学科3科目は満遍なく。各400点で同率のため苦手を作らない
- 613点は下限。目標は実際の合格ライン
- 面接は共通テスト後。配点は100点
このうち特に伝えたいのが、上から3つ目です。二次の難問に手を伸ばすより、共通テストの文系科目を固めるほうが得点は伸びます。国語200点・地歴公民100点・情報20点という配点は、二次の難問1問より確実に大きいからです。ここは他の大学と優先順位が変わる部分なので、意識して時間を配ってください。
そしてもうひとつ。鳥取のような共通テスト重視型の大学は地方に複数あります。共通テストで高得点を取れる状態を作っておけば、出願できる大学は確実に増えます。逆に共通テストで出遅れると、選べる大学が一気に減ってしまうということでもあります。「とにかく医学部に行きたい」という受験生にとって、共通テストの得点力がそのまま選択肢の広さになるということですね。
実際に基礎から順番に積み上げて結果を出した例もあります。竹内個別で英検2級に合格したひとみさんは、単語→文法→解釈→長文という順番で英語を組み立て、偏差値49から57まで伸ばしました(2025年度・当塾在籍生)。共通テストで高得点を狙う場合でも、各科目で土台を順に固める設計は変わりません。むしろ全科目で高い得点率が必要になるぶん、順番を守ることの重要性は増します。
配点から必要な得点は見えても、そこに届くまでに何をどの順で何時間やるかは別の話です。参考書ごとの所要時間と目標正答率まで入ったロードマップを無料でお配りしています。
FAQ
Q1. 鳥取大学医学部の共通テストと二次の配点比率は?
A. 共通テスト920点に対して二次試験700点で、比率は1対0.76です。共通テストのほうが220点多く、総合1,620点のうち56.8%を共通テストが占めます。共通テストは国語200・地歴公民100・数学200・理科200・外国語200・情報20、二次は数学200・理科200・外国語200・面接100という配分です。
Q2. 共通テストは何点必要ですか?
A. 第1段階選抜の基準は920点満点中613点以上(66.6%)と要項に明記されています。多くの大学が倍率で予告するのに対し、鳥取は点数そのものでラインを引いているのが特徴です。ただしこれは足切りを通過するための下限であって、合格ラインではありません。目標にすべきなのは実際の合格ラインです。613点ぎりぎりの状態から二次700点で挽回するのは現実的とはいえません。
Q3. 難問対策は必要ですか?
A. 不要です。典型問題を100%取り切ることを優先してください。竹内個別の判断では、難問対策に時間を使うくらいなら共通テストの国語・社会・情報に時間をかけるべきです。国語200点・地歴公民100点・情報20点で合計320点、全体の19.8%を占めるためです。難問1問より、こちらのほうが確実に得点が伸びます。
Q4. 国語は共通テストだけなのに重要ですか?
A. 重要です。国語200点は全体の12.3%で、面接100点や地歴公民100点を上回ります。竹内個別の考えでは共通テストの国語は努力が報われる科目です。現代文には解き方のスキルがあり、古文・漢文は知識で取れる範囲が広いためです。医学部志望は数学・英語が得意な生徒が多いぶん、国語で差がつきやすくなります。
Q5. 京都大学の記事では二次の国語を軽く扱うとありましたが、矛盾しませんか?
A. 矛盾しません。京都大学の二次国語は記述式で、対策時間が得点として返ってくる保証がないため優先度を下げています。一方で鳥取の国語は共通テストのマーク式で、解き方のスキルと知識で得点できます。しかも鳥取は共通テストの配点が二次より大きい大学です。同じ「国語」でも試験形式と配点構造が違えば、優先順位は正反対になるということです。
Q6. 3つの枠は併願できますか?
A. できます。一般枠・とっとり医療人養成枠・地域枠は併願が可能で、判定は地域枠(鳥取県枠)→とっとり医療人養成枠→一般枠の優先順で行われます。地域枠で合格とならなければ養成枠、そこでも不合格なら一般枠として選抜対象になります。なお地域枠は一般枠とは別枠で選抜されます。ただし地域枠には卒業後の勤務地が固定される場合があります。
Q7. 地域枠は選ぶべきですか?
A. 本当に医師になるという覚悟が決まっていて、その土地で働くことを後で後悔しないと言い切れるなら問題ありません。そこまで覚悟が固まっていない場合は、一般枠で入ることを考えたほうがよいかもしれません。ただし確実に医師になるという目的に対して、地域枠は非常に有利な選択肢でもあります。条件を理解したうえで判断してください。
Q8. 面接対策はいつから始めればいいですか?
A. 共通テストのあとで構いません。竹内個別は大学ごとに形式と特色を調べて内容を組み立てるため、志望校が確定してからでないと作れないからです。医学部受験では共通テストの結果を見て出願先が変わるのが普通です。そのために11月までに学科の対策を終えておいてください。配点は100点で、自己評価シートと調査書が参考資料になります。
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まとめ
鳥取大学医学部医学科の配点で最も重要なのは、共通テスト920点に対して二次試験700点という比率です。共通テストのほうが配点が大きいという設計で、総合1,620点の56.8%が共通テストで決まります。竹内個別が一貫してお伝えしている「共通テストが最優先」という方針が、最も素直に当てはまる大学だといえるでしょう。
対策の優先順位も他の大学とは変わります。難問対策は不要で、典型問題を100%取り切る。そしてその時間を、共通テストの国語・社会・情報に配るというのが竹内個別の判断です。国語200点・地歴公民100点・情報20点で合計320点、全体の19.8%を占めるからです。二次の難問に手を伸ばすより、こちらのほうが確実に得点が伸びます。
足切りの613点(66.6%)についても、安心材料にしないでください。下回ってはいけない線であって、目指す線ではありません。66.6%で通過できるのは第1段階選抜までで、そこから二次700点の勝負が始まります。しかも鳥取は共通テストの配点のほうが大きい大学です。目標にすべきは実際の合格ライン、さらに言えば合格者平均のほうになります。
そして竹内個別の見方では、鳥取のような共通テスト重視型の大学は地方に複数あります。偏差値が比較的低めの大学ほど、二次の比重が下がる傾向があるからです。共通テストで高得点を取れる状態を作っておけば、出願できる選択肢は確実に増えます。そこにきちんと出願できる力をつけることが、医学部合格の現実的なルートになるということですね。
配点は大学ごとに違い、同じ「国公立医学部」でも共テと二次の比率は1対0.76から1対3.6まで開きます。比率が変われば、時間を配るべき科目も、使うべき問題集のレベルも変わってきます。志望校の候補が固まってきたら、必ず学生募集要項で配点と選抜条件を確認してください。偏差値表には現れない情報が、そこにあります。
著者:竹内個別戦略室 尾崎侑絃(岐阜大学医学部医学科卒業・医師免許保持)
監修:竹内個別塾長 竹内壮志(名古屋大学工学部卒業)



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