英単語帳おすすめ比較|ターゲット・シス単・鉄壁の選び方を塾講師が解説

「英単語帳、結局どれを使えばいいの?」「ターゲットとシス単で迷っている」と悩んでいませんか。

書店には何十種類もの英単語帳が並んでいますが、正直なところ、どの単語帳を使うかで合否が決まることはほとんどありません。大切なのは「どの単語帳を選ぶか」ではなく「1冊をどれだけ徹底的にやり切るか」です。

竹内個別では、基本的に学校で使っている単語帳をそのまま使えばOKと指導しています。あえて推奨するなら、シンプルさで群を抜くターゲット1900です。

この記事では、大学受験向け英単語帳の主要5冊を比較し、自分に合った1冊の選び方を解説します。

この記事でわかること

  • 主要英単語帳5冊の特徴とレベル比較
  • 竹内個別がターゲット1900を推奨する理由
  • 自分に合った単語帳の選び方
  • 最速で覚えるための使い方のポイント

英単語帳選びで最も大切なこと|「どれを使うか」より「やり切るか」

英単語帳5冊比較の図解

英単語帳選びで最初に理解してほしいのは、主要な単語帳はどれも収録語数・レベルに大きな差がないということです。ターゲット1900、システム英単語、鉄壁、速読英単語、LEAP。どれを使っても、やり切れば入試に必要な単語力は身につきます。

受験に落ちる人は「単語帳が合わなかった」のではなく「1冊をやり切らなかった」のが原因です。だからこそ、竹内個別では基本的に学校で配られた単語帳をそのまま使うことを勧めています。わざわざ買い替える時間がもったいないからです。

その上で、もし自分で選ぶならどう選ぶべきか。ここからは主要5冊の特徴を比較していきます。

主要英単語帳5冊の比較

ターゲット1900|竹内個別の一押し

竹内個別が最も推奨する単語帳です。理由はシンプルさにあります。

ターゲット1900は「1単語につき1つの意味」という極めてシンプルな構成です。日本語訳が赤シートで隠れるため、時間と集中力を100%単語の暗記に投下できます。余計な情報がない分、「英語→日本語」の反射速度を上げることだけに集中できるのが最大の強みです。

詳しい使い方はターゲット1900の使い方と覚え方で解説しています。

システム英単語(シス単)|フレーズで覚えたい人向け

シス単の特徴は「ミニマルフレーズ」です。2〜5語の短いフレーズで単語を覚えるため、「どんな前置詞と使うか」「どんな文型で使うか」が自然に身につきます。英作文にも活かしやすいのがメリットです。

ただし、フレーズごと覚える分、1語あたりの暗記にかかる時間はターゲットより多くなります。シス単の使い方と覚え方もあわせて参考にしてください。

鉄壁|東大志望で他科目も順調な人だけ

鉄壁はテーマ別に単語がグループ化されており、語源やイラストで覚えられるのが特徴です。語彙力を深く鍛えたい人には良い単語帳です。

しかし、竹内個別では鉄壁を積極的に推奨していません。鉄壁の記事でも解説していますが、鉄壁をやる時間があるなら、その時間を他の科目に使った方が合格率が上がることの方が多いからです。東大・京大志望で、かつ他の科目も順調に進んでいる人だけ検討してください。

速読英単語|長文の中で覚えたい人向け

速読英単語は長文を読みながら文脈の中で単語を覚える方式です。リーディング力と単語力を同時に鍛えられるのがメリットです。

ただし、竹内個別では文章ごと覚える方式は必要ないと考えています。文脈での使い方は英文解釈長文の参考書で別途やればよいからです。単語帳では純粋に「英語→日本語」の反射速度を上げることに集中すべきです。

LEAP|学校採用が多い新しめの単語帳

LEAPは比較的新しい単語帳で、学校採用が増えています。「発信語彙」と「受信語彙」に分けて収録されており、4技能を意識した設計です。学校で配られた場合はそのまま使って問題ありません。

自分に合った英単語帳の選び方

5冊の特徴を踏まえた上で、選び方のポイントをまとめます。

学校で配られたものがあるなら、それでOK

最もおすすめの選び方です。わざわざ買い替える必要はありません。主要な単語帳であればどれも入試に必要な語彙はカバーしています。買い替えに使う時間を、1語でも多く覚えることに使ってください。

自分で選ぶなら「シンプルさ」で選ぶ

単語帳の目的は「英語→日本語の反射速度を上げること」です。余計な情報が多い単語帳は、1語あたりの暗記にかかる時間が増えてしまいます。シンプルな構成の単語帳ほど、高速周回がしやすく、短期間で語彙力が上がります。この観点でターゲット1900が最も優れています。

2冊以上は絶対にやらない

「ターゲットを終えたからシス単もやろう」は完全に時間の無駄です。収録語の8割以上は重複しており、残りの2割のために1冊丸ごとやるのは非効率すぎます。1冊を完璧にした後は、文法解釈など次のステップに進んでください。

英単語帳を最速で覚えるための使い方

まず800語を即答できるようにする

竹内個別では、まず800語を「見た瞬間に意味が出る」状態にすることを最初の目標に設定しています。800語が即答できるようになると、長文がある程度読めるようになり、英語の勉強が楽しくなります。この「楽しい」の感覚が、その後の学習を加速させます。

いきなり1900語を目指すのではなく、まずPart1の800語を完璧にする。この戦略が最速で英語力を伸ばすコツです。

高速周回で覚える

英単語の覚え方でも解説していますが、単語帳は1周で完璧にしようとせず、高速で何周もするのが鉄則です。1周目は「見て、意味を確認して、次」のスピードで進め、覚えた単語にチェックをつけ、2周目以降はチェックのない単語だけを繰り返します。

音声も活用する

単語帳に付属の音声は必ず活用してください。音声を聞きながら覚えることで、リスニング力も同時に鍛えられます。「自分で発音できない単語は聞き取れない」ため、発音を確認しながら覚える習慣をつけましょう。

まとめ|単語帳選びに正解はない。「今のあなたに合った1冊」が正解

  • 学校で配られた単語帳があるなら、それでOK
  • 自分で選ぶなら、シンプルさ重視でターゲット1900がおすすめ
  • 鉄壁は東大志望+他科目順調な人だけ。それ以外は合格率的に非効率
  • 2冊以上やるのは時間の無駄。1冊を完璧にして次のステップへ
  • まず800語を即答できるようにする。英語が楽しくなる最初の壁

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Hitomiさん対談
偏差値49→57、英検2級合格
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著者: 尾崎侑絃(竹内個別 講師)
監修: 竹内壮志(竹内個別 塾長)

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